森が死んだ

今シーズン、雪が解けて初めての切刈一周。

普段は湯元⇒刈込⇒切込⇒涸沼⇒山王峠⇒光徳なんだけれど、5日のガイド依頼(予定が)逆順だったので、光徳スタート。

芽吹き始めたミズナラの森。


涸沼付近から見上げる山王帽子。
この辺は樹種により芽吹きはマチマチ。

刈込湖畔は柳類が新緑。
水位はまだ少なくて、刈込⇔切込の両湖は細い川で繋がっている状態。
それでも刈込湖に注ぐ沢からはドウドウとした水音が響いていたから、これから水位が回復していくことでしょう。

遅くまで雪の残る林道も、歩く部分に雪は無し。

路肩の窪みなんかには、まだ残雪があるけれどね。

このコースは全体としてそれほどお花があるわけじゃないんだけれど、アチコチキョロキョロすると…

未だ咲いているフデリンドウ。

小さいながらも芸術的なミツバオウレン。

ノーブルだぁ、と思わずつぶやいたミヤマスミレ

一瞬判断に迷うようなチンチクリンなサンリンソウ

毎度のことながら撮影が厳しいタケシマラン。

やっぱり春なんだなぁ。

野鳥は声ばかりで姿は撮れず。
こちらも声ばかりで姿は撮れなかったけれど、

いた証のエゾハルゼミ。

ヒラリヒラリとヤマキマダラ。

・・・コツバメ?


などなど。
ただ、そんな色々よりも気になったのがコチラ。

森が死んでしまった。。。
一帯の樹木がほぼ食いつくされた。

最近、冬があける度に、加速度的に進んでいる気がしてしょうがない。
この一角、再び森に戻る事が出来るんだろうか。

「森が死んだ」への2件のフィードバック

  1. こんにちは。
    良くわからないのですが、白樺ですか?
    先日は湯滝国道側斜面を見ましたが、ウラジロモミと、キハダ。
    きれいに剥かれていました。
    今年の冬明けは、例年より多いような気がしました。
    やっぱり増えているんでしょうかね。

    1. ニャン様
      おいでませ~♪
       
      この木はシウリザクラです。
      仰るように、湯滝付近も酷いですね。
      年々、雪解け後の被食痕が増えているように感じられます。
       
      2001年に防鹿柵を設けるにあたり、周辺への被害拡大の可能性を行政に伝えたのですが、「周辺部は調べていませんが、柵を作ってから考えます」という回答だったのが、今更ながら残念でなりません。
       
      またお越しくださいまし。

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