2020年男体山開山延期

久々に青空が広がったので、ちょっとドライブ。

やっぱ青空じゃなくっちゃ!

凍ったままの菅沼が眩しい。
しかし、走ってる車は、東京埼玉千葉神奈川・・・


そして、奥日光一望。
湯ノ湖の向こうには男体山。

★重要なおしらせ★ 男体山の開山延期!!!皆様、緊急のお知らせです。日頃より男体山を愛され、登山されお参り頂き、ありがとうございます。さて、下記の理由により、急遽男体山の開山を5月6日まで延期することになりました。(国の政策により…

日光二荒山神社さんの投稿 2020年4月22日水曜日

今年の男体山開山は、ちょっとお預け。
 
なんで山なのに!
 
なんて声も聞こえてきそうだけれど、男体山は二荒山神社のご神体で、土地の区分も二荒山神社の境内。
地主さんのいう事なのだから、素直に聞きましょう。


で、二荒山のフェイスブックに書いてある山岳関係四団体の自粛要請はこちらね。

山岳愛好者の皆様へ

山は人がいないから、海は人がいないから、だから自分の感染のリスクは少ない。
山にいれば、家で家族からうつされるよりよほど可能性が低い。

なんて雰囲気の人が最近いるらしいね。 f(=”=)
 
前にも書いたけれどさ?

違うよ?

「拡げんなっ」ってんだ!!

自分が「うつされる」んじゃないの。
自分も既に感染してるかもしれないの。
そしたら運んじゃうでしょ?

自分の家の庭で遊ぶな。と言ってるんでもないの。
人の来ない裏山だったら、感染のリスクなんてほぼ無いさ。
 
でも、山って遠いでしょ?
長距離を移動したら、それだけ見ず知らずの人と接触する可能性があがるでしょ?
途中のどこかで売店に立ち寄ったり、トイレに立ち寄ったり。
それに最近の山、とくに山頂は人でごった返してる。
それが感染を拡大するリスクだと言われているの。

自然はタダじゃないの。
そこを維持管理してる人もいるの。
 
もっと言うとさ。
観光地って観光客の落としてくれるお金で回ってるのだけれど、今は軒並みお店閉めなきゃならない。
つまり、お金を落とす場所が無いの。
そこに、感染のリスクを負った人に来られても有り難くないの。

イメージしづらい?
 
じゃぁさ。
あなたはお洒落なレストランのオーナー。
明日はお得意様のパーティのご予約がある。
お店を綺麗に整えて、清掃もばっちり、仕込みもばっちり。
今日は定休日。
 
そんなところに、数日縦走してきて、ひげぼうぼう、風呂にも入っていない、そんな風に見える登山者が入ってきて、テーブルにどっかり。
のどが渇いたと言っては厨房に入ってきて水を勝手に飲んで、腹が痛いと言ってはトイレに入る。
んで、礼も言わず、金も払わず帰る。

ありがとうございます!
って気持ちにならないじゃん?
また来てくださいって言う気になれる?
なんか病気でもかかっていたんじゃないか?って心配にならない?
その人が清潔かどうかじゃないんだって。

そんな感じなのさ。


オイラ達だって、遊びに来てください!!って早く言いたいんだ。
 
お客様に来てもらえなきゃ、経済的にもツライことは理解してんだ。

こんなことを言いたかないけれど、でも、今は来られると困るんだ。
 

それでも登山に行くのを辞めるよう言うのが馬鹿だってんなら、誰にも会わず、どこにも寄らず、何にも触れずに、行くのだね。
 
どこでもドアだしてよ、〇〇エモ~ンw

「2020年男体山開山延期」への18件のフィードバック

  1. 了解です。
    今年はおとなしくしております。
    ところで素朴な疑問ですが、
    4月1日解禁の中禅寺湖畔の釣りって、まだ解禁のままなのでしょうか?

    1. 中禅寺湖の釣りもそうですが、あなたの働いているホテルも営業は続けているのではありませんか?
      別に営業を続ける事を非難したい訳ではなく、
      奥日光の観光業全体の足並みが揃わないのは仕方ないと思いますが、金を落とさない登山をブログで槍玉に上げ、宿泊客をひっそり受け入れるダブルスタンダードは見ていて気分の良い物ではありません。
      ましてや「ひげぼうぼうの風呂にも入っていない登山者が定休日の店にやって来て、テーブルにどっかり。のどが渇いたと言っては厨房に入ってきて水を勝手に飲んで、腹が痛いと言ってはトイレに入って、ヒドイ音が木霊する。」
      普通に考えてそんな人がいますか?
      例え話しとしても、裏に込めた恣意的な悪意を感じます。

      私自身、栃木県民で奥日光の山を愛する登山者ですが、非常事態宣言が出ている間、当然ながら奥日光の山に登る事はありませんし、収束するまでいろは坂を上がることもありません。
      同様に他の登山者でも自粛を守る人は多いと思います。
      それだけに、今回のブログ内容は残念です。

  2. 続けてすみません。
    「中禅寺湖 釣り」で検索すると、続々とヒットします。
    明らかに県外からの来訪ですね。昨日も今日も行っているようですよ。県外から。
    漁協がチケットを売っている以上、釣り客は行きますよね・・・。

    山はダメだけど釣りは黙認?でしょうか?

  3. 記事を拝読して思ったのですが、
    ブログ主さんはたびたびマスコミにも登場し、観光業界にも顔が効くはずです。
    湯の湖・湯川で5/1から釣りが解禁することを、ご存じないはずはありません。
    そういう点には触れずに、一方的に山屋だけ叩く記事には、私は賛同できません。
    (だからといってこのGWに山に行くのではありませんが。)

    漁協に対して強く言えない何かがあるのなら、それは一般の会社や地域社会でも良くあることなので、仕方がないのかもしれません。でも、そうした事情があるのであれば、もっと謙虚さを持つべきです。
    醜悪な例を使って「県外の山屋、来るな!」と書くのではなく、もっと表現の仕方が他にあるのではないかと。

    とにかく残念な記事、としか言いようがありません。
    私は奥日光を愛してやまない人間ですが、当記事を読むにつけ、日光を応援する気持ちが少し萎えました。

  4. イメージ。
    あなたはお洒落なレストランのオーナー。
    明日はお得意様のパーティのご予約がある。
    お店を綺麗に整えて、清掃もばっちり、仕込みもばっちり。
    今日は定休日。
     
    そんなところに、朝も明けきらない早朝、ひげぼうぼう、風呂にも入っていない、そんな風に見える釣り客が入ってきて、テーブルにどっかり。
    朝飯造れと言っては厨房に入ってきて水を勝手に飲んで、腹が痛いと言ってはトイレに入って、ヒドイ音が木霊する。
    「今日は、定休日です。」と言うと。
    「俺は、予約客だ。」と言い出す始末。
    「是から釣りに行くから、早く飯をだせ。」と。
    世の中、コロナで大騒ぎなのに・・・・。
    何言ってんだ「人とヒメマス感染は報告されてない、釣りは心配ない。」
    ヒメマスは、肺が無いので安心です。
    ヒメマスは、焼いてしまえば安全です。
    人、人感染は、他人事。
    ヒメマス店主啓白。
    こんな所で、どうでしょうか?。

    1. 長距離を移動したら、それだけ見ず知らずの人と接触する可能性があがるでしょ?
      途中のどこかで売店に立ち寄ったり、トイレに立ち寄ったり
      それでも登山に行くのを辞めるよう言うのが馬鹿だってんなら、誰にも会わず、どこにも寄らず、何にも触れずに、行くのだね

      これって観光客も釣り客も全く同じでは?
      たまたま登山だけ話題に上ったと言うのは無理があるよ

      「拡げんなっ」ってんだ!!
      これも絶対に金落とす釣り客や宿客には言ってないと思う
      やはり綺麗事で登山客だけ排除するのは無理があるよ 

      コロナで経営厳しいから、お金を落とす客は来ても良いです
      お金を落とさない人は感染リスクを少しでも緩和するために自粛してください
      そう言ってしまう方がグダグダ理屈つけるよりよっぽど清々しい

  5. みなさん、自分が愛している山の事を叩かれたようでお怒りなのですか?
    話題がたまたま開山の話題だったという事じゃないでしょうか? 釣り解禁まで話が及んでいないのは、それもたまたまなんじゃないでしょうか? べー太さんは、一例として開山延期のニュースから話を取り上げただけじゃないでしょうか? 当たり前ですが自分はべー太さんではないから判りませんが、そういう部分も察する事が出来ないで憤慨するとか、いかがなものでしょうかね。

    来てくれるな!と客に言うくらいなら、その前に営業するな!店開けるな!と言う人もいるようですが。
    たとえ遠方から客は来なくても、客相手だけでなく、そのエリアで生活している人達にとって、何かメリットなり影響があるのかも…とも考える事はできませんか? 観光客相手じゃなく、そのエリアに住んで生活している人もいる訳だから。

    自分自身は山登りも釣りもしませんが、奥日光の自然が好きなので、コロナが落ち着いたら絶対にまた遊びに行きます。奥日光の情報発信をして頂いてるべー太さんには日々感謝です。大自然の素敵な画像や、いただけない話題も含めて、これからも色んな情報を届けて欲しいと思います。

    べー太さん、ガンバロー!!
    近い将来のヒメマスの塩焼きも楽しみに、今は自宅近辺でウイルス対策に専念します。

  6. たまたま話題が山についてだった・・・・。
    いやいや、そんなことは無いと思います。明らかに故意ですし狙い撃ちではないかと。
    他の方も書かれているように、例えに至ってはとても悪意を感じます。
    情報源として当ブログを参考にしてきただけに、全国の山好きをガッカリさせましたね。
    こんな風に山登りを見ていたのか、と。
    ちょっと「ベー太さん、がんばって」という気持ちにはなれないです。

  7. 観光客や観光業者とは違う、登山者視点から言わせてください…

    奥日光
    世界有数の国定自然公園という観光資源を持ちながら観光業の意識は古い昭和から抜け出せていないと感じます。
    観光に金を使わない登山客を別扱いするのもいいですが、逆に自己完結を基本とした、中級以上の登山者側から見ればどうですかね?
    団体バスで乗り付けて温泉宴会。養殖マスを放流して観光客に釣らせる、湖を利用した釣り堀。ガイドにゾロゾロ引き連れられての自然巡りツアー。登山に比べて遥かに自然へのインパクトが大きいと感じる人も居ると思います。
    中禅寺湖北岸で廃墟化した土産物屋や廃業した湯元の旅館を見るにつけ、飽きられ廃れてしまうのも仕方ない気がします。
    尾瀬、上高地~涸沢、立山室堂、千畳敷など盛況な観光地は高い自然保護の意識だけでなく、観光客と登山客の共存が上手く出来ていますね。そこには観光業者も登山客も観光客も共にゴミ問題や自然破壊問題と向き合う真摯な姿があります。
    そして、これら日本を代表する自然観光地はコロナ対策でも公共交通を全て運休し、ホテルも山小屋も休業に入っている意識の高さです。
    観光客も登山客も扱いは平等です。
    登山の自粛を要請するのは当然でしょうし、我々登山客も良識ある人は皆さん従いますよ。
    奥日光だけ諸般の事情で釣り客、宿泊客は入れて登山客だけお断りであっても、どっちが奥日光に感染拡大させる存在か疑問に思っても、それは受け入れます。
    ただ、登山客を風呂にも入らない厚顔無恥な人種のように揶揄するのはやめて欲しいと思います。

  8. 以下の文はどうなりますか?お勤めになっているホテルの記事ですよ。

    新型コロナショックで旅館業界は大打撃だと
    ニュースでご存じの方も多いと思います。
    ですから、正直なところ、奥日光はすいています。
    がらがらです! 人口密度低いです(涙)
    あれ?
    それなら、よ~く考えると、「むしろ安全じゃない!?」
    そうなんです、意外にも安全なのです。
    みなさま、小西ホテルに応援に来て下さい。 orz….
    お客様がいらっしゃらないと、本当に寂しくて泣きそうです。

    コロナ自粛でストレス溜まっていませんか?
    温泉入りにいらして下さい。
    テレワークだってできますよ!
    卒業式終わったお子様や、大学生のみなさんもぜひぜひ!

    今回出したプラン、素泊まり1名様 なんと、3,999円です。
    「今、すいてます(泣)温泉入りに来て!応援求む!★素泊まりプラン★ 」
    こんな価格で出したのは小西史上初めてのことです。
    とりあえず2週間公開してみます。

  9. 湯ノ湖釣り解禁???
    ふーん。。
    記事を遡ってちゃんと読んでみてはいかが?

    1. 読んだよ。
      ボートは出さないって話だろ。
      でも湯の湖も湯川も釣り解禁だろ。

      1. ボートなくても湖岸から釣れるんだから釣り自体解禁にするな!とでも言いたいのだろうか?
        山登れないように開山しなくても、私有地だろうがお構いなく勝手に登る不届き者もいるんでしょ?

        結局はモラルの問題では??…とも思うが、モラルない人にとっては、法も規制も知らんこっちゃなく行動してんだろうけど。
        釣りも山もそうだが、アウトドア・レジャーだけでなく色んな事に関しても同じことが言える。だからこそ、このご時世にパチンコ屋を開けるなと言っても従わない店もあれば、わざわざ遠征してまでパチンコ屋に行く客もいる。

        緊急事態宣言で外出控えろと言われ、医療関係はどこも逼迫してる情報も流れてるのに、周りに人が居なければいいんだろ?とばかりに遠出する人の常識を疑うわ。

        1. 匿名様
          おいでませ~♪
           
          最後の段落、まさにそれだけ。
          緊急性がなければ移動するな。拡げるな。
           
          それだけなのに、
          「先生! 〇〇君にはなんで注意しないんですか!」
          なんて学級会的な感じになってしまったのは・・・
           
          書き方が悪かったんでしょうねぇ(苦笑)
           
          またお越しくださいまし。

  10. 皆様
    おいでませ~♪
     
    匿名の方が多いので、わかりやすいよう、敢えていつものように始めてみました。

    管理人ベー太でございます。
    動画編集で悪戦苦闘している間に気が付けば様々なご意見、コメントを頂きありがとうございます。

    まだ皆様がご覧くださっていると良いのですが・・・

     
    対応が遅れ、コメント欄で応酬が始まってしまって本当に申し訳ないです。
     
    応援コメントを入れてくださった方、ありがとうございます。

    また、お怒り・ご意見のコメントを下さった方もありがとうございます。

    文章の責は私にあります。
    いずれも、この辺りで筆を収めてくださいますか。

    さて本題。

    普段ならば一つ一つコメントをお返しするところですが、およそ方向性が似通っているように思われますので、まとめてお返しとさせていただきます。
    長文となってしまいますが、ご寛恕のほど。
     

    まずはお詫びを。
    いつものダークベータ調ではありましたが、過激すぎたようですね。
    おそらくコメント下さっている方々は良識のある利用者の皆様なのだと、コメントの文体・文脈からも読み取れます。
    そのような方々にとっては、読むに耐えないものだったでしょう。
     
    自粛要請が続き、好きな山も何もかもを我慢をしているときに、自分の属するカテゴリーをまとめて悪し様に言われれば、いつにも増して気分が良くないのも道理。
    また、表現としてであっても、必要以上に過剰な部分があったと、自分でも見直して思いましたので、一部ではありますが削除修正致しました。

    この状況下において配慮にかけていました。
    誠に申し訳ありません。
     

    以下頂きましたコメント、そのテーマごとにお返事を差し上げます。

    =============

    ①勤務先に関して
    ご指摘の記事は3月12日の記事でございますね。
    2月末から3月頭にかけては、ここまでになるとは正直予想ができていませんでした。

    事態が進むにつれ、私共でも状況に応じて内部で討議、対応を進めておりました。
    個人としてはリスクの高いエリアから招き入れる方針に対して賛成出来ずにいましたが、企業として決定をしましたので、そのご批判は組織に属するものとしてお受けいたします。

    過去の記事を幾つも遡りご覧頂いているようですから、それ以降の対応の変化に関する内容も同様にご覧いただいているものと思います。

     
    また、個では来るなと拒み、所属としては受け入れをしている、ダブルスタンダードであるとのご指摘もありました。
    事前から予約をなさっているお客様との連絡がつかずに、対応が遅れていましたが、お客様方へのご連絡もおよその目途が付きました。

    県知事からの観光ホテルでの営業自粛の要請に従う旨、明日には改めて勤務先でも発表がなされるはずです。

     
    個人の思いと、雇用主の方針との乖離を速やかに覆せない力不足は、我ながら情けなく思います。

    微力ではありますが、自社内でも対応を続けているとご理解いただけるならば幸いです。

    =============

    ②釣りに関して
    仰る通り、私は正規・非正規の情報を入手できうる可能性があり、実際にある程度の情報はあります。
    が、正式に発表されていないことを発表できる立場に、私はありません。
     
    また、釣りに対しては触れないのか、との事ですが、過去その非が明らかな場合には、当ブログ内で釣り人に対してもダークベータが切り付けています。

    今回触れていないのは、この状況下にあって、【決定を下さなければならない人】がいるからです。
     
    これは以下の観光にも繋がりますが、決定をする人の苦悩を見ています。
    決定された中禅寺湖の釣りに対しては決定者が対応をする以外になく、また湯ノ湖・湯川も同様。

    遊びであればまだしも、この状況下において【業】として判断を下さねばならない大変さは、組織に属し、お勤めの皆様ならばご理解いただける事でしょう。

    業としての判断は、いずれも間違いとは言えないことも。

    =============

    ③観光に関して

    「拡げるなっ!」
    これを書いたのは、4月12日の記事に続き2度目で、先の対象は緊急事態宣言対象エリアから奥日光への来訪者全てです。
    一記事としては記事の方向性から登山者に向けていますが、ブログとしては全利用者です。
    こまかなことはその日の記述を読んでいただければ嬉しいです。

    また、勤め先への来晃に対する問い合わせにも、柔らかい表現こそ使えど、4月12日記事と同様の内容を説明し、お願いをしております。

    当然のことながら奥日光の総意としてではなく、私個人の考えとしてですが、この状況下においては
    「金を落としてくれるとしても、来てくれるな。」です。

    大金なら変わるんだろ?と返ってきそうですが、安全と引き換えるものではないと考えます。

     
    また他の先駆的な観光地の例を挙げてくださいましたが、実に羨ましい限りです。
    緊急事態宣言の後に、栃木県知事が「越境を規制する法整備を求める」と言った時には、快哉を叫んだものです。

    県や市の所有する一部施設では既に閉鎖が始まっているので、地域としてもクローズに向かうことでしょう。
    閉鎖施設の一覧は観光協会がとりまとめ、WEB上に公開してくれていますので、ご興味の方はそちらをご覧ください。

    また例示してくださった先駆的な観光地の例は、どれも平時から利用制限がかけられている地域ですね。
    私も奥日光がそういう場所であってくれたらと、折々に思い、話してはいますが実現はとてもとても無理そうです。
     
    本当に、メディアに登場する程度の事で、大きな物事を動かせるだけの力を持てれば良いのですが・・・

    残念ながら、メディア露出≠地域での発言力・影響力 です。

    =============

    ④登山に対して

    冒頭にお詫びをしましたが、今一度お詫びを。
    カテゴリーでくくり、悪しきイメージで記載をして申し訳ありません。

    意図を汲んでいただけるかどうかはわかりませんが・・・

    皆様は良識のある登山者でありましょうから、イメージが難しいでしょう。

     
    まず今回の主題である男体山。
    ご存じかとは思いますが、冬季閉山です。
    記事中にも書きましたが、ここは二荒山神社の所有地です。
    が、不思議と冬の登山の記録が沢山出てきます。
     

    以前、他所に勤めていた時の事。
    山から降りてきた方に日帰り入浴の問い合わせを受ける事が間々ありました。
    おそらく山泊まりを続けていた事が一目で知れる、そんな様相と、香りでした。

    直近の例では、台風19号で通行止めになっている戦場ヶ原。
    なぜか、赤沼から湯滝に抜けてきた、あるいはその逆のハイカーと出会います。
     
    冬に三本松の展望台から湿原を横断して庵滝に向かった記録もあります。
     

    無論、これらは、あくまでもごく一部の、悪しきマナーの登山者・ハイカーの例です。
    ですが、全くもって嘆かわしいことに、こんな人が結構な確率で現れているのも、現場が知る事実です。

    「自粛」という言葉の持つ意味が正しく理解されればどれほど良いことか。

    山岳四団体の呼びかけも、こういう登山者がいるから出されたものではないでしょうか。
     
    先に報道されたような、鎌倉・江の島の例を地域に作りたくはありません。

    初心者団体登山は私も好みではありません。
    でも、ガイドとしてなら、そこにやる意味を見出します。
    私が正しいとは言えませんが、少しは初心者の方に伝えられる。
    そう思えますので。
    昔説明していたことが、今は間違えていて赤面なんてことはありますけれど。

    =============

    最後に。

    私は山屋ではありません。
    お天気の良い日に、たまに山に登れたら、それで満足。
    皆さんから見たら、ペーペーもいい所かもしれませんね。

    でも、散策は好きです。
    奥日光は散策には良い場所です。
    様々な生き物や景色に出会えます。
    たまには、例に挙げたような嬉しくない事態にも出会いますが、でもやっぱりこの場所は良い場所だと思います。

    奥日光は大自然で、山の中だと思われているのでしょう。
    人が少ないと思われているのでしょう。

    そう、少ないのです。
    いないのではないのです。
     
    そして、奥日光はかなりの高齢化社会です。
    観光の第一線は年配の方たちが主力です。
    私が若造に入れてもらえれば良いという程度の水準です。
    日光も似たようなものです。
     

    奥日光は病院が無いんです。
    救急車でさえ日光では対応できずに、宇都宮に行かなきゃならない事がある。
    そんな医療僻地です。

    なので、今のこのタイミングで、より感染リスクが高いと思われる地域からの人には来てほしくないのです。
     
    奥日光の住人として、奥日光に対しての悪い印象を与えてしまったことは、地域の皆様にも申し訳ないと思います。

    ブログ主として、いつも楽しみに読んでくださっている皆様を幻滅させたことは、幾重にもお詫びを申し上げます。

     
    でも、悪い言葉を使ってでも、強く私は言いたいのです。
     

    頼むから、今は来ないでくれ。
    もうしばらく待っていて欲しい。 と。

  11. おはようございます。
    多くの批判が寄せられたにもかかわらず、真摯に向き合って謝罪や回答していただき、ありがとうございます。ブログ主様の誠意を感じます。

    ただ、いくつか言わせていただきますと
    いくら言える立場ではないとはいえ、「釣りの問題」がそのままでは、山についても他の表現を使うべきだったかと。あの表現では真意は伝わらないでしょう。

    どこの地域にも困った人や団体はおり、なかなか足並みをそろえるのは難しいことです。言いにくいところにも切り込んでいく難しさもあると思います。
    しかし、あれだけの筆勢があるわけですから、その勢いを奥日光全体の対応の足並みがそろうように使っていただきたいものです。

    それから、私たちのような「外」の人間には、日光の各HPやブログ、フェイスブック、あるいは奥日光に実際に行った方の行動記・旅行記などを参考に判断するしかありません。
    失礼ながら、奥日光の情報には統一性が感じられず、各団体がバラバラにやっている感があります。(例えば、華厳も、無料展望台は閉鎖だけど、エレベーターは動いている・・・?んですよね?)そして分かりにくいです。

    私がべー太さんのブログを参考にさせていただいているのも、そうしたバラバラ感が多い奥日光の情報を、一つにまとめて分かりやすく伝えようと努力されている姿が伝わってくるからです。

    最後に、地元で働く方として、傍若無人な観光客(登山・釣りなど全部含めて)に頭を悩ませていらっしゃること、それは理解できます。
    都会でも同じです。
    傍若無人なふるまいをする客、ゴミの分別を守らない人、酔っぱらって民家の塀に立小便する人、犬の散歩でフンの始末をしない人・・・列挙すれば本が書けてしまいます。
    そういう方々は、人間社会には一定の割合で居るのでしょう。
    観光地だけの問題ではないように思います。もちろん、観光地は観光地としてのお悩みもあるのでしょうが。
    そうは言っても、一般的には良識的な方々が圧倒的に多いと思います。今回の自粛についても、そう思います。

    今回の記事は、ごく一部の非常識な方々に強く言った内容だったのに、読んだのは圧倒的多数の常識的な人たちだった・・・。という失敗だったと思います。

    是非これを機に情報発信の在り方を見直していただき、大多数の方が応援したいと思う内容にしてほしいと思います。

  12. ベー太さんこんばんは
    登山者の視点と称して、匿名で他所の観光地の例を挙げた者です。
    誠意と熱意が感じられるご回答、ありがとうございました。
    私の中にあった疑念が払拭されると同時に、今は、自分の怒りの感情を抑えずトゲのある文章を書いてしまった事を後悔しています。
    特に、登山者を揶揄するなと締めくくっておきながら観光客や自然ガイドを揶揄しているあたり、読み返すと恥ずかしい限りです。
    また、素性を明かして堂々と情報発信をしているベー太さんに対し、立場も分からずに管轄でない釣りの事まで詰め寄るような書き方も、間違っていました。
    大変申し訳ありませんでした。
    この件は私自身、納得しましたのでこれ以上書くのはやめたいと思います。

    余談ですが…先日の文中で触れた奥日光の自然観光ですが、ベー太さんの文章を読んで、はたと気付かされました。
    奥日光の自然は奥深く、他の先駆的観光地と赴きは異なりますが、ポテンシャルは負けないものを持っていると個人的に思っています。
    いっその事、尾瀬や上高地のように竜頭の滝から上を規制してトレッキング客のみにしたら、本物の国定公園としてブランド価値も上がるのに…湯元の極上な泉質も自分の足で歩いてこそ、ありがたみが分かるだろうなと。漠然とそんな事を考えていました。
    でも、それは登山者である自分の偏った見方でしかなく、小さな子供から年配の方まで受け入れてくれる懐の深さが奥日光の良さでもあるのですね。
    多くの方々にこれからも、自然の素晴らしさを伝えてあげてください。
    中禅寺湖ではリッツ・カールトンがオープンしますし、環境省監督の湯元再開発の話しも聞こえてきて、これからの奥日光がどう変わって行くのか楽しみにしています。
    まずは、早くコロナウィルスが収束を迎え、奥日光にも日常が戻る事を祈っております。
    収束した折には、また登山で奥日光を楽しませていただきます。

  13. モルゲンロート様
    とれっかー様
    おいでませ~♪
     
    お返事ありがとうございます。
    夜中までコメント書くの大変なので、私もこの返信で最後にしますね。

    いつもなら、「そぞろ読者の皆さんは勿論違うと思うんだけれどさ?」的なものを書き添えるのですが、うっかり漏らしました。
    なかなか致命的なミスでした(苦笑)
     
    しかしながら、おそらく、このページに検索でたどり着く人がいます。
    GWにこのページにたどり着いた人には、これでも弱いほどだと思っています。
    「常識的に考えてそんな人はいないはず」の人でしょうから。
    皆さんのように話せば理解してくれる人ばかりであれば良いのですけれど・・・
     
    また、このタイミングなら受け入れていただけると思いますので、一応記載しておきます。
     
    このサイトは、
     
    ・私が私費でサーバを借りて
    ・職場から離れてプライベートの時間で書いている
    ・公共性のない
    ・オフィシャルではない極私的なブログ   です。
     
    誰かを無意味に傷つけることを意図的にはしていませんし、ご覧になっている方に楽しんでもらいたい、情報が役に立つようでありたいとは思っていますが、性質は上のようで、私が伝えたいことを書く場です。
     
    もし私の発言が何某かの意味や影響力を持つのだとしても、基本的な性質は変わりません。
    どのようなタイミングで、方法で、何を記載するかは私が決めます。
    その手法としてドぎつい表現を選ぶことがありますが、私が意味があると思い書いています。
     
    そのようなブログでもよければ、どうぞまたお運びください。

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