「植物」カテゴリーアーカイブ

春到来!

一昨日の雪はズブズブ。
あれは冬の終わりの雪。

冬も終わりだなぁ…なんて考えていたら、友人からメールが。

『下界では、ヤマアカガエルの卵塊があったり、ヤマネコノメが咲き始めたり春が来た~っって感じ。』

そうだっ!
冬が終わるってことは、春が始まるんじゃないかっ!
ここ数日は気温も高く、まさに春めいた陽気。

ってことは・・・

120308_tyuuzenji_harugasumi
春霞の出やすい中禅寺を散策。

そろそろあるはずなんだけど…

あったっ!

120308_mansaku_hokorobu
いや、ここまで来たら開花個体もあるはず…

・・・

・・

120308_mansaku_kaika
にひっ[E:smile]
中禅寺湖畔にて、マンサク開花っす~♪
今年もオイラが初認かしらん? v(^皿^)

午後は光徳へ移動。
週末にXCスキーのガイド予約が入っているので、下見件下話。

と思いきや・・・

あら!? どうも御無沙汰で。
えぇと、キャタモグ以来の一年ぶり?
今回はXC取材?
ご一緒しても良いの?
喜んで♪

120308_radioberry
一年ぶりにRaddioBerryのクロスケ氏と遭遇。
が、一つ前の記事だったわけさ。
直前だったけど、誰か聞けたかしら?

概略書いておくと…

光徳アストリアホテル周辺などの奥日光ではXCスキーが楽しめる。
先日の雪で積雪は60cm程。
3月いっぱい位まではXCが可能。
XCで周辺を楽しむと、夏に賑やかに鳴いていたエゾハルゼミを見つけられたり、クマが食事をした後のクマダナなどを見る事もできる。
XCの板は軽く、長く、かかとが浮いていて怪我をしにくい。
アストリアホテルでは、XCスキーのセットに温泉とランチを付けて通常4300円を3000円で出している。
ブーツのサイズは18cmから30cmまであるので、小さな子供から外国からの足の大きな旅行者まで楽しめる。
XCのコースは5KMコース×3、3KMコース×1、1KMこーす×1の計5本。
SAJ(全日本スキー連盟)の公認コースもあり、また戦場ヶ原を行くコースもある。

などなどで、こんな感じかな?
レディオベリーサイト内に正式記事がアップされています。

冒頭では春を謳ったけど、やっぱり春の始まりは冬の終わりでもあるのさ。
奥日光では、まだまだ冬も楽しめますっ!

またも真冬の雨のその後

昨日の湯元は、またしても冬の雨。
路面の雪が殆ど消えたのは良いけれど…

今日は今日で晴れたのはいいのだけど
120224_syakunagetaira
雪が柔らかい事!

トレース上なら問題ないけど、トレースを外すとスノーシュー履いていても脛丈。
傾斜地だと腿近くまではまる事も珍しくない。

ちなみに、スノーシューでは平気な場所も…
120224_tuboasi
つぼ足だと、こんなに潜る[E:sweat02]

前回の雨の後は、雪が締まっていい感じだったけど、今日は気温が高くて…
ライブカメラの気温計だと、14時時点で5度っていうんだから、参っちゃう[E:coldsweats02]

雪灯里は補修されたけど、氷の彫刻は流石にダメだろうなぁ。。。

で、更に明日の天気は朝こそ雪予報だけど、夕方は雨ってさ…
明日は日光冬花火の最終夜だけど、どうなるかなぁ。

:

おまけ画像たち。

120224_sekkeikawagera
見~つけた♪

120224_doitutouhi
見~つけた♪♪

・・・コメント返しは明日必ず m(_ _)m

みとりみとりみかば

111101_zumi

111101_kinkuro

111101_huurinumemodoki

111101_kamo

111101_kihada

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本日の湯の湖畔で見かけたもの。

タイトル通り、
カラマツを背景にズミの実。
冠羽がしっかり、キンクロハジロ
ぶらり下がった、フウリンウメモドキ
換羽途中? オカヨシとヒドリ
齧ると… キハダ
青空に映えるシラカバの木。

葉を落として見通しの良い今の季節も、個人的には結構好きなのだなぁ。

久々、戦場自然情報

今日は朝からガイドで、午後は空いていたので小田代湖と草紅葉の様子でも見るか…と思ったら、(も)の記事が

じゃぁ、台風以降歩道情報ばかりに追われていたので、久々戦場の自然情報を。

そんなわけで。

110916_sennjougahara
すっかり秋空となった戦場ヶ原。

秋模様は空ばかりではなく、原っぱも微妙に草紅葉。

110916_hozakisimotuke
足元には、自己主張の激しいホザキシモツケの紅葉。

110916_rindou
秋の花、リンドウも陽気に誘われ満開。

110916_yukawa_turi
湯川で釣りが楽しめるのも、今年はあと僅か。

110916_kanboku
湯川にかかる青木橋では、カンボクの真っ赤な実がこれでもかっ!というほどに。

110916_sawahutagi
対して、真っ青な実をつけたのは【瑠璃実の牛殺し】
標準和名としては、サワフタギ。
サイケなシロシタ君達が好む木は、こんな実を結ぶ。

午前中のガイド中には、オニヤンマの打水産卵も見られたんだけれど…

110916_oniyanma_dasui
画素が小さかった…
くそう。

白根山で見たものアレコレ

今日もガイドだったのだけれど、天気が心配&どうせならやっぱ西側が良いな、と思ってお客様へご相談。

みんなで、小田代からバスに乗って帰っちゃえ♪

って事になったのに、低公害バスが満車!?

思わぬ長丁場に…[E:despair]

ご参加の皆さんに後の予定が無くて良かった。
楽しんでは頂けたようだけど…

そんなわけで、今日は画像無し。
どうせだから、昨日白根山で見たものを適当に貼り付け。

110723_yotubamugura
ヨツバムグラの花。実も結構ついていた。

110723_takesimaran
タケシマランの若い実。

110723_ginryousou
ギンリョウソウ。

110723_gomaiba
登る都度気になっていた五枚葉。
これはまとめて出てるんだけど、地べたに1枚だけってのが多くて…
最初は、トチバニンジン?とか思ってたけど、トチバニンジンはこんな葉じゃないし、出方も違う。

今回ようやく判った。

110723_goyouitigo
ゴヨウイチゴだね♪

110723_kobanoitiyakusou
コバノイチヤクソウの蕾。

ここまで林内。

110723_yamaodamaki
この先は弥陀ヶ池以上。
ヤマオダマキ。

110723_midagaike_sakuhason
昨日貼り忘れた。。。
弥陀ヶ池の歩道、一部が崩れてますのでご注意。

110723_sirobanahebiitigo
シロバナノヘビイチゴ

110723_nebarinogiran
ネバリノギラン。

110723_kokemomo
コケモモ…はピーク過ぎたかな。

110723_hakusansyakunage
ハクサンシャクナゲの汚花。。。
一週間遅かったかぁ。

110723_kurumayuri
クルマユリ

110723_marubadakebuki
マルバダケブキ開花。

110723_otogirisou
オトギリソウ

110723_komakusa
コマクサぁ…
随分と多いな…

110723_baikeisou
バイケイソウ。
何故か弥陀ヶ池~白根の急登直前では見頃だったけど、それ以外は殆ど蕾。

そして、雑誌校正でスタートが遅れたおかげで見れたもの。

110723_baikeisou_taberu
ニホンジカは、バイケイソウも食べるっ!
ずっと食べないと思っていたけど!
ずっとそうやって説明もしていたけどっ!
でも、食べてます。

…ただ、周辺の葉には食べた痕がないんだよな。
もしかして、花だけ食べるとか??

そして、シカ第二弾。
こちらも初体験。

110723_akanbe_sika
シカにアカンベされたww

もしかしたら、白根山って、もっとも至近でシカと逢える場所かも♪

110723_sika_hito
それが良い事だとは思わないけどね。

と、こんな感じで無秩序に張り付けてみました。
ほんじゃね~。

単焦点で小田代原

単焦点レンズを貸りたので、それ持って行ってみた。

110701_kihujin
薄日の差した貴婦人。

110701_50mm_f56
アヤメに焦点合わせて、絞り値5.6.

110701_50mm_f22
こちら22.

110701_50mm_f18
対して1.8.
こんなに違うのかぁ。
オイラのだと、上二つは表現できても、一番下は駄目だな。

110701_ayame_nantai
それに、確かに綺麗だと思う。

思うのだが…

画像が作れない[E:down]

これで引ける限り目一杯引いたんだけど、アヤメは一輪しか入らないし、男体山も切れるし。

ズームによる圧縮も使えないしなぁ。
花を単体で撮ったり、画角が合う時に使うなら良いけど、風景として撮るには…
何本もレンズを持ち歩くのはイヤじゃ[E:despair]

110701_odasiro_higasi
そんなわけで、小田代の東側の群落は、

110701_ayame_gunnraku
ズームレンズでギュギュッと切り取り。

110701_ayame_renge
ただ今、小田代原はアヤメが真っ盛り。
アヤメが盛りを迎えたってことは、これから小田代は花々の季節の到来だ♪ 

ワタスゲ?いえいえ、レンゲツツジ。

お客様に聞いたのだけど、クリンソウに続いて今度はワタスゲがTVで流れたって?

確かに今は戦場ヶ原でワタスゲが見頃。
でも、今日見る限りでは若干崩れ始め。

…今日もガイドで写真は無いのです。

代わりと言ってはなんだけど、ガイド終了後に撮った戦場ヶ原の写真をば。

110627_rengetutuji_watasuge
ワタスゲも綺麗なんだけど、個人的にはコチラが押しっ!
って昨日も書いたね (^皿^)ゞ

写真にすると上手く表現できないのだけれど、今年の戦場ヶ原はレンゲツツジが素晴らしいのです。

110627_senjou_rengetutuji
仲間内でも、『今年はレンゲが凄いね!』と話題になっている戦場ヶ原の景色、ワタスゲとともにお楽しみくださいな♪

日曜日は戦場・小田代の日っ!

でも、カテゴリー的にはクリンソウも。

今日の赤沼は結構平和だったなぁ。
やっぱりお天気のせいかな?

明日のお天気はわからないけど、クリンソウ見に行くなら気を付けて。
明日は、千手ヶ浜行きの遊覧船が動かないんだってさ

さて、と。

今日も日曜日なので、戦場・小田代へ。

110626_aoji

110626_nobitaki

近かったのに…
ガイド中はあまり一眼持ち歩かないんだよね。。。

そして、そういう時に限って何故か近くに現れるんだ。
コンデジでこのくらい撮れるなら、一眼レフならちゃんと撮れただろうになぁ。

今の戦場ヶ原は、ワタスゲよりもレンゲツツジがオススメだな。
今年は色が濃い事!
それが、国道沿いの湿原部でアチラコチラにあるのさ。
…写真ないけど。

あとは、小田代のアヤメかな?
チラホラ花が見えるようになってきたけど、全体的には蕾率高し。
…写真ないけど。
こっちは来週末頃には見頃を迎えるんじゃないかな?

来週の日曜日は参加者沢山だといいなぁ♪

快晴の男体山っ!! の続き。

110622_djebel
そんなこんなで、憐れDjebeちゃんゴミ収集仕様…
どうせ積むならツーリング荷物が良いなぁ。

とかなんとか言いながらも。
やはり晴天時に登るのは気持ちが良い物で。

110622_yunoko
昨日貼り忘れた湯ノ湖方面。

110622_taiken_tyuuzennjiko
大剣越しに見る中禅寺湖。

110622_amatubame
空にはアマツバメ。

110622_akiakane_2
もうやってきたのか。早いな。

110622_takanezakura
タカネザクラが青空に映える。

110622_azumasyakunage
アズマシャクナゲ。
そろそろ太郎山や金精山も良いのだろうなぁ。

110622_ouren_iwakagami
足元にはイワカガミとミツバオウレン。

このミツバオウレンも良く見てみると…

110622_mitubaouren5_2
結構独特?
白い花弁が5枚。
雄蕊はあるよな?
雌蕊は緑の。これは結実期をみればわかる。
黄色はなんだ??

とかって思っていたら、白いのは萼で黄色が花弁!?
そんな作りになっていたとは…。

しかも…
110622_mitubaouren4
こちら4弁

110622_mitubaouren6
こっちは6弁。

と思わせておいて、じつは3弁??

…  なんて節操の無い花だ。

他の花もちゃんと観察してみると、面白い発見があるのかもな♪

宿題

昨日も宿泊の学校さん相手に、自然のスライドレクチャー1時間。

ネタはこんな感じ。

110620_lecture1
110620_lecture2
110620_lecture3
110620_lecture4
レクチャーもガイドも、終了後には宿題出してんだけど、みんなちゃんと宿題やってるかなぁ?

1時間のレクチャーに使用するのは、150枚位。
重複画像なんかがあるから、実際は…100枚位あんのかな?
本当はパワポ使いたいんだけど、ボンビーなオイラのPCには入っていないので、画像オンリー。

今回は湯滝~竜頭滝のコースで頼まれたんだけど…
この並びだと引き込みが遅いな。
実際に演ってみて気付いた。
次回までの宿題だ。

で、終わって自分のデスクに向かうと、デスクに宿題が置かれてた。
110619_syukudai
これは、キレンジャクの羽。
下が尾羽の右側、上は左翼の…次列?風切。
って感じでいかがかな? ことり姉妹?[E:wink]
あたり??

これで違ってたらカッコ悪いな(苦笑)

他の子にも課題を出されてるしなぁ。
110506_origami
夏に来てくれるまでに、新しい折り紙覚えなくっちゃ[E:smile]

ってな記事を昨日書こうとしてたんだけど、カテキョやってたら書く時間無くなっちゃった[E:despair]

一日遅れた分、記事を書き足し。

この前も今日も、地元の馴染みさんと話をしていたんだけどさ。
例のクリンソウ、なんとかならんかな?と。

いつものクリンソウネタではなくて、観光資源としてのクリンソウの方。
これは地域にとって本当に凄い集客力を持っていると思うんだ。

ただ、これまで何度も書いているみたいに、アクセスにかなりの難がある
しかも、あそこは個人の庭。
では、個人が維持を辞めてしまったら?
6月の集客は急激に落ち込むんじゃない?

更には、この時期の集客は千手ヶ浜に一極集中
それで潤うのは極々一部。

もっと言えば、オイラなら一度は来るかもしれないが、クリンソウの群落をみる為だけに丸一日を費やすような場所に、二度とは来ない。
つまりリピーターにはならない。

こいつは、観光地としては非常によろしくない
早急になんとかすべきだと思うんだ。

…例えばそうだなぁ…

観光客がアクセスしやすい場所に、新たなクリンソウの群落をあちこち作って集客の分散化を図る。

なんてのは、奥日光的にはダメだよね[E:ng]

あれはきっと、あの土地の清冽な沢や周囲を囲む木々の雰囲気があってのことだし、一般車両が入れない場所と言うのが絶妙のスパイスになっているんだろう。
だから、他の場所に群落を設けたところで、余程の規模でない限り大した意味を持たないと思う。

更には、奥日光の自然って事を考えると、管理出来ないものは、本来の魅力を大きく損なってしまう

って意味では、ダメどころか悪手だ

さて、どうしよう?

ってのを考えるのが、ブームを受け入れる観光地側の宿題なんじゃないかな?

なんて真面目な事を久しぶりに書いてみる。
どうせ書くならと、昼間に伏線張ってみた v(^皿^)