ウィルダネスファーストエイド

先週末はお勉強尽くし!

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土日はウィルダネスファーストエイドの泊りがけ講習会。
今までも普通救命講習を毎年受けたり、(失効しちゃったけれど)上級救命をとったりと、【何かあった時】の事は常に考えていた物の、正直心許ない。

なにせ、これらは【救急車が来られる場所で、そこへ引き継ぐ事】が前提。
なのに、湯元でさえ救急車が来るのに20分くらいかかる。

山中であれば、そこから更に救急隊が駆けつけて…

そもそも、携帯電話が通じなかったらどうしよう??

上のウィルダネスというのは、荒野や原野の意。
そこから【医療機関での決定的処置を受けるまでに長時間を要する環境】を想定して考えられた救急プログラムだそう。

日本の救急車の平均到着時間は通報から8分強。
そこから病院へ搬送されると、凡そ40分。
奥日光の場合は、そもそも救急車が来るのに時間がかかる。
紅葉時期なんてなったら、その全域がウィルダネス状況下って奴にあると考えられるわけで。
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座学とシミュレーションを繰り返しながら、朝から晩までお勉強。
いやぁ、久しぶりに真面目に勉強したわ(笑)

今回、研修に行ったからって即即何かが出来るわけじゃないし、自身の習熟度を考えれば実践レベルなどとは恥ずかしくてとても言えないけれど、考え方・対処法などはとても勉強になった。
そして、【山の中で何かが起きたら、既に手遅れ。】という以前からの思いをより強く実感。
今後のツアーでは、(今まで以上に危険性も伝えなければならないな)と、心新たにした次第。

で、皆さんに確認。
昔もブログに書いたけれど、ファーストエイドキットって持ってる??

山で発生しそうな捻挫の対処くらいは出来る?

ツアーのお客様にはお話をする事が多いのだけれど、パーティ内で一人怪我をしただけで、帰れなくなる可能性だってあるんだから。
これは、ソロでもパーティでも同じ。
これから冬になると、活動条件がより厳しくなる。
真冬の活動に入る前に、「こんな事が起きたらどうしよう?」って想像してみるだけでも、随分と活動の安全度が変わると思うよ。

楽しく安全に冬を遊びましょ~。

久々、真面目記事でしたw

あ、2枚目はグロ画像じゃないよ。
こんな風にシミュレートをして研修してました、と言う画像。

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