ニホンザルの哀悼

昨日、ニホンザルにも哀悼の情があることを知った。
以下、ショッキングと思う人もいるかもしれないので、閲覧は自分の意志で。

昨日、赤沼から湯元へと戻る道すがら、湯滝上の曲がり角で、道路に大量のサルがいる場所に行き会う。
 
対向車線には、ハザードを炊いて停止する一台の車。
 
徐行しつつクラクションを鳴らして近づくも、殆ど逃げない。
(餌でもやっているのか?)
と思いながら、ゆっくり通過すると、道路の中央に大の字になっている一匹のサル。

どうやら事故にあったようで、道路中央だったので路肩へせめて寄せようと、滝上に車を駐車。

戻った時には既に対向車線のドライバーがサルを掴んで移動させた後。

群れは離れない。
視線の先には、止まったままの対向車の姿。

画角に入っていない場所にも、多くのサルの姿があった。

この一頭が事故にあったことを理解できているのかは判らないが、動かぬ仲間を気遣っているのは明白。

最初の1枚は、

こういう現場。
倒れた仲間に近寄るものを、追い払おうとする姿。

載せる性質のものじゃないかもしれないけれど、皆様にもご注意を。

もしも今回の様に路上に事故死体を見た時に、不用意に近づくととても危ない。

サルを移動させた方も、移動させた直後に複数のサルに威嚇され襲われかけていた。
駆け付ける前に車両の中に戻れていたのが幸いだけれど、襲われることもあり得る話。

最近は、いろは坂のサルは減ってきているものの、中禅寺湖畔や湯滝の周囲には大きな群れがいて、道路の左右にいることも多い。

人間を襲うほどではないけれど、人が近づいても逃げる事が無い程度には人に慣れてしまっている。

車が接近しても、路肩に避けるくらいなので、今回の様に事故にあう事もある。

まずは、野生動物の生息地であることをご理解ください。

「ニホンザルの哀悼」への2件のフィードバック

    1. ナッツ様
      おいでませ~♪
       
      こうした事故は出来るだけ無くしたいものですね。

      またお越しくださいまし。

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