「奥日光の問題」カテゴリーアーカイブ

クリンソウ観測史上最速開花!?

国道を走っていて、目に飛び込んできたものが気になる。。。

改めて、と。

やっぱそうだよ。
クリンソウが咲いているよ・・・

オイラ観測史上、最速の開花じゃね?

中禅寺金谷ホテル前の庭もトウゴクミツバが綺麗になってきているし、随分と早いな。

・・・まさか竜頭の滝はこの前の看板くらいだよな?

まだオオヤマザクラが咲いているんだから、さすがにねぇ(苦笑)

 

ほら、まだ早???

え??

竜頭滝のトウゴクミツバツツジがGW中に咲いた、だとっ!?

あ、滝の途中でも咲いてる。。。

赤沼から戦場ヶ原を通過して(略)

湯滝横でも咲いていた・・・

まさか?

おぉう、湯ノ湖でも咲いているじゃないか。。。

という事は、5/2に蕾だったアズマシャクナゲは…

デスヨネ~。

これなら、週末のイベントの時は花盛りじゃないか?
予定では、オオヤマザクラをメインにして、走りのアズマシャクナゲも観ようと思っていたけれど、これはこれで良し。

さぞや充実したガイドが展開される事だろう(他人事w)



ところで。
オイラは今日、赤沼から戦場ヶ原を経て、湯滝の階段を上って湯ノ湖に辿り着いたわけだ。

およそ4.5kmでゴミがこんなもの。

水辺に下りてみると、見る見る増える。

わずか50m程で、あっという間にゴミ袋がいっぱい。
釣り解禁から、1週間経ってないのだよ?

・・・釣り人ってのは、ご両親に躾をしてもらえないとか、そんな決まりでもあるんかね?

こちらに至っては、おむつトレーニングもしてもらえなかったらしい。
よくこんな場所で尻を丸出しに出来るもんだ。
よっぽどの時でも、水場からは離れてやるものだと思うんだけれど。

この後地元の人と話をしていたら、今年は特に酷いって。
毎朝ゴミ拾いしても、無くならない。
釣り人にトイレを貸すと、ナニが散乱している事すらあるらしい。

観測史上最速はまだしも、観測史上最悪ってのは・・・ねぇ?


こんな事もあったねぇ。。。

奥日光を愛する釣り人よ。

ほんの一部の心無い人の行動が、その属する集団のイメージを決めてしまう。
釣り人のマナーの悪さは、釣り人同士でしか解決できない気がするなぁ。

庵滝と氷瀑ツアー

6連続フィールドワークは、今日でおしまい。
刈込湖ツアー下見、庵滝ツアー下見、半日蓼ノ湖ツアー、一日刈込湖ツアー、一日庵滝ツアー、半日金精の森ツアー。

写真は色々あるけれど、とりあえずは昨日のツアー、行ってみようか?

前日刈込湖ツアーへと出かけたお客様の中から、
超がつくヘビーリピーターさん3名様を庵滝へとご案内。

しかし、タフだなぁ(笑)

 

先が長いので、前半の小田代まではツボ足移動。

太郎山が綺麗ですねぇ。
写真、撮れました?
じゃ、次行きま~す。次に止まるのは小田代。

素晴らしい青空、女峰も見えていますねぇ。
連山、撮れました?
じゃ、サクッと次行きま~す。

おぉ、オイラが行きたいラインにメイントレースがある。
土曜日に最初に入った人が、【解ってる】人だったみたい。
最短最適なライン取り。
目的地に行けそうだ♪

ちなみに下見の時は、ずっと沢の中をウロウロと歩いていて、水が流れている沢を4回?横断、水の流れる沢の真横にトレースという、【解っていない】人がとったルートだった。

 

てな具合で庵滝に到着~。

見事な青い洞窟は健在なれど、例年よりちょっと氷の付きが悪い?

あと、下見の時よりも氷の亀裂が広がった様な?
この日も滝を眺めている間に、バキって音が響いたし。

お~い、そろそろ行きますよ~!
『今までは序の口。お昼食べてからが本番です。』

は?

というわけで、本日のサプライズ目的地~。
名もなき氷瀑。

ほら、タイトルよく見て。
庵滝氷瀑ツアーでしょ? (^皿^)

せっかくスノーシュー履いてるんだし、トレースチェイサーには出来ない楽しみを満喫して帰りましょう(笑)

って、一人増えてるww


今回ツアーとしては初めて使った場所だけれど、ちょっとハードだったかなぁ。
ヘビリピさん達が少々お疲れっぽかったし。
と言いながらも、最後に絶叫滑り台で遊ぶわけだがw

そして、後から追い上げて来たお馴染みさんは、まだまだ元気に走り回っていらしたけれど(笑)

ツアーご参加の皆さま、今回の目的地の氷瀑を地図でちゃんと確認しておいてくださいね。
今までのツアーを思い出せば、場所の特定ができるはずですから。

 

ん? 場所がどこかって?
オイラがそんなん書くわけないじゃん。( ̄τ ̄)

ただでさえ、庵滝に来るのに、【初見なのにアイゼンしかない】、とか、【来た事ないけど地形図も持ってないとか】、そんなのがゾロゾロ来てるんだもの。

だって、自分で歩く気無いでしょ? この人達。
そんなんで来る場所じゃないんだよ。

観光資源の掘り起こしと、利用者の棲み分けは別の話さ。
事故でも起こされたらたまらんよ。

戦場ヶ原でスノーシューツアー


オイラにしては珍しく、昨日のツアーは戦場ヶ原・小田代原へ。

正直、スノーシューとしてはどうかなぁ?って感じだったのさ。

だって、雪の量がさぁ。。。(赤沼~小田代)

スノーシューで遊びまわるには、(小田代西側歩道)

全然足りない。(北戦場)

というか、そもそも戦場も小田代も、例えスノーシューが出来る積雪量であったとしても、夏道以外は歩けないからさ。

じゃぁ、なんで戦場ヶ原かって?

だってお客様が、「昨日は蓼ノ湖から小峠まで行って遊んできたから、今日は戦場ヶ原で。」って仰るんだもの。

お話を聞いていると、普段から山歩きはなさっているものの、ちょっと冬の活動は不慣れかなぁ?と思ったので、その辺フォローしつつ。

冬のお約束・動物の足跡も、オイラには3~5分程のネタに。

 


多少の風はあったけれど、日差しが出ていて暖かかったからね♪

今回のツアー中の注意点は4つ。

1.折れた樹木に注意。
小田代歩道の竜頭分岐⇒小田代方面へ3分程。
冬なので、あまり通行に支障はないと思うけれど、ご注意。

2.積雪不足に注意。
上でも写真を載せたように、森の中もまだ雪が足りなくて、ルートからちょっと外れると、笹を踏み抜きます。

3.蓼ノ湖周辺、道迷い注意。
ツアー参加のお客様情報では、蓼ノ湖周辺に沢山の足跡があるそう。
特に、蓼ノ湖北西に伸びる沢の方に、トレースが付いていたそうで。
湯元周辺のリボン付けは、多分12日過ぎだと思うので、自信の無い人は行かない事。

4.ラーメンの残り汁に注意。
小田代原の展望台で、
「飲み切れない」
「足元に捨てておけば良いよ」的な会話が。
小田代北の出口付近にも、雪にコーヒーを撒いたような痕が。
後から来た人は気分悪いし、野生動物にも悪影響が出そう。
冬に暖かい物が食べたい気持ちはわかるけれど、捨てなくても良い事を考えてくださいね。


さぁて、次回のツアーは、と。
関係者向け、リボン付けツアーかな(笑)

2月はかなり予約が入って来てるけれど、今年は何組の方をご案内出来るかなぁ?

奥日光スノーシューツアー

年の瀬に思うこと。

今日は年内最後のツアー。(大晦日だから当たり前ではあるがw)

昨日の夜は冷えたみたいで、

湯ノ湖はまたも凍結状態に。
でも、今回もまだ氷は薄そうだから、今後の年始の天気でまた割れそうな気も。

こんな景色を横目に見ながら、向かった先は

針葉樹の森。

ここなら、下層植生にダメージを与えることなく、ツアーができる。

ただ、選べるルートがどう頑張っても1本しかないので、お見せできるものが少ない・・・

 

せめて石楠花平コースが、

12/29に除雪されていなければ、こっちも使えたものを。。。

一応、お楽しみいただけたとは思うのだけれど、個人的にはやや不満な仕上がり具合 ( ̄Д ̄)

また遊びに来てくれるといいなぁ。

;

ガイドを終えて、今度は湯滝茶屋へ。
今年もなにかとお世話になったので、暮れのご挨拶をしている最中に、

「ドシャ~っ!」という聞きなれない音が。

なんだろうと見に行ってみたら、

ほ~らご覧。
昨日の姿はもう無くなってしまったのさ。

同じ景色を見られる日は二度とない。
同じ人を案内するチャンスも二度とないかもしれない。
その人が奥日光に来るチャンスも二度とないかもしれない。

そう思って日々を過ごすべきだと、今さら思った年末でした。


あ、そうそう。
湯滝のお茶屋さんの年始営業は・・・
気が向いたらだってさ(笑)

で、トイレの水が凍結してしまったそうで、使用不可らしい。

つまり?
たとえば赤沼から戦場ヶ原を歩いてとか、小田代を経由してとか、湯滝をゴールに設定してスノートレッキングをしてくると、ある意味詰んでしまうかも。

・・・この奥日光の冬のトイレ問題も、過去に何度も行政に伝えているんだけれど、解消されねぇんだよなぁ。

と、今年最後のボヤキ。


今年も残すところあと僅か。
皆様の新しい一年が、より驚きと発見に満ち溢れた一年でありますように。

よいお年を。
来年もよろしくお願いします。

理想と現実

今日は市街地で会議。
会議が終わって湯元に戻ってくると

湯ノ湖にいよいよ氷が!
・・・手前は一度張って砕けて打ち寄せられて、また凍った状態なんだけれど、昨日凍結なんかしていたっけかなぁ?

なんて写真を撮っていたら・・・

凍てつく湖畔に、吹雪をものともせずに立つキツネの姿が!

いいねぇ♪
こういうのが理想の野生動物との遭遇だよね♪

現実ってばこんなものさ。

多分、前回のと同じ個体だろうな。
しばらく見ていたけれど、車が来てもほとんど逃げない。
むしろ、車が来るとその周りをウロウロしている。

いつか交通事故にあってしまうのではなかろうか。

この子に、こんな事を教えたのはただの通りすがりの気まぐれなんだろうが、やめてくれ。

そいつは、優しさなんかじゃない。

シカ対策の公開研修会

昨日アップしようとして寝ちゃった f(^τ^)

幸楽でご飯を食べた後は、近くの日光市女性サポートセンターへ。

以前告知した、ガイド連絡会主催の一般公開型の研修会、
「シカ対策の現状と命を伝えるクラフト教室」
の実施日だったのさ。

前半の講師は

栃木県林業センターの丸山哲也さん。

スライドを用いて、主に奥日光を中心としてのシカ対策についてのお話。

この地域では、平成6年には対策を打ち出し開始していたけれど、当時は先進的過ぎて、自然保護団体から反対の声が上がっていた、なんて事例も紹介された。

確かにオイラが古巣にいた時も、駆除の情報をWEB上にあげようとしたら、「関係各所からクレーム電話が沢山来るからやめてくれ」なんて言われたっけ。

『クレームが来ようが、実施するのが事実で、駆除が必要であるなら、一般利用者に不便のないように事前に広報を行い、同時に理解してもらうべきだ!』って論陣張って押し切ったけど、担当の人は大変だったのかなぁ?

よもや新聞で取り上げられるほどに波紋を呼んだ先進事例だったとは…

それから試行錯誤を重ねて、現在、奥日光で行われているシカの対策は、奥日光だからできるやり方ってものもあるみたい。
同じやり方を他のエリアで実施しても効果が出なかったり、条件をクリアできなかったりなんだってさ。

ただ、駆除だけで廃棄していくのは・・・


ということで、後半の講師は
日光MOMIJIKAの須藤幸喜さん。

これまでにも、モミジカフェスティバルの記事で紹介をしたことがあるけれど、現在、日光のシカを利活用するべく動いている団体の代表。

その利用例として、日光のシカ革を使用したクラフトを体験してみることに。

2班に分かれて、一方はコインケース。

オイラはシカ革ストラップ。

うむ。なかなか上手く出来たのではないかな? v(^^)

今回はガイド連絡会外の参加者が8名?、参加可能数の半分くらいが外部の方。

またこんな機会が作れたら良いなぁ。

でも、連絡会では今もう少し大きな話を進めているので、どうだろ?
こちらも形が見えたら、またご紹介します。

さて、明日は今度は定例会だ。

そうそう!
天気予報が当たって? 奥日光は雪。
これからは雪のシーズンなので、雪が降るたびの雪ネタは投稿しないかも。

ライブカメラなどを上手に活用してね。
(湯元温泉入り口のカメラは壊れているけれど…)


日光自然ガイド連絡会

栃木県 林業センター

日光MOMIJIKA

ライブカメラリンク

久々の藻刈り

今日はこの時期の奥日光にしては暖かい陽気。

雪をかぶった山々を背景に

湯ノ湖に沢山の人が集結。

ここから湖上へと漕ぎ出す船の中には

ロープ付の錨が。

あ、そ~~れっ!と。

これを引き上げると

その錨の先には、コカナダモが沢山。

およそ1時間の作業で

コカナダモが沢山。

その後、湯元レストハウスでカツカレーを食べて、作業終了~。

今日の作業は、500kgくらいの回収量だったらしい。
確かに、今回は岸辺と往復しなかったからなぁ。
錨が空振りすることも間々あったし。

以前に比べたら、湯ノ湖のコカナダモは減少しているのかも?


以前に書いた、もう少し真面目な感じの記事。

肉体労働とその成果

Momijika Festival 2017

さてさて、ジビエファンの皆さまお待たせしました!

先日の記事にチラリと書いた
鹿肉をタダで食べられるイベント、気になっていたでしょう?

イベント名は

Momijika Festival 2017

ね?チラシに鹿肉ソーセージの試食ってあるでしょう?
しかも、この鹿肉ソーセージ、ちょっと特殊らしいのよ。

試食できるのは2種類。
一般的に販売されている鹿肉ソーセージは、豚の脂を入れているらしいんだけれど、まずはそれが一つ。
もう一つは、豚の脂ではなくて鹿の脂を入れているのだそうな。
後者は他所では食べられないのではないかな?

惜しいな、これで腸も鹿だったら、100%鹿だったのにw

どのくらい違うのか食べ比べしたいけれど、行けない・・・

 

ちなみに、このモミジカフェスティバルは去年に引き続き2度目の開催。

鹿肉の試食以外にも(写真は去年のイベント写真)

シカ革を使った鞄などの製品販売や、

メンバーが作成したシカを使ったグッズの展示

シカ角や革を使ったクラフト教室なんかも。

大人向けのシカに関する講演に

川俣の伝統的な鹿狩りの映像の上映会など。
この映像、見たいんだけれどなぁ。 行けないんだよなぁ。。。

これだけシカにこだわったイベントってのも珍しいと思うのだけれど、実はこのイベント更にこだわりが。

【日光産のシカ】にこだわっているんだってさ。

==========

考えてみれば、そぞろのblog上では、日光・奥日光のシカの問題ってあんまり取り上げてないなぁ。

学校レクチャー中には100%、大人ガイド中にもほぼ100%に近い確率で話をしているのだけれど。

学校レクチャーの時だと、森の循環の破壊者として紹介をして、その後にその認識が正しいかを子供達に振り直す。

大人ガイドなら同様に話を振った後に、更にもう一押し。
だからこそ、シカを駆除しなければならない事。
そして、今のシカの駆除は歪であると感じる事。
歪であると感じる理由は、一つには命の終わり方として。
一つには経済の循環として。

 

・・・やっぱ字面にすると重いなぁ(苦笑)
字面でガイド中の様に伝えるには、まだ精進が足りません m(_ _)m
オイラなんざ喋るくらいしか能が無いってのに orz

==========

ちょっと話が横道にそれて来たので、仕切り直し。


何はともあれ、イベントを楽しんでみて。
まずはそれからさ。

お子様用(大人も可)にはビームライフル射撃体験もあるって。
それと、鹿肉ソーセージは各日250名様限定。
鹿肉ソーセージだけはエゾシカ肉だそうな。

で、さっきから時折ある「オイラ行けない」は・・・

イベントの会場と日程が、ニコニコ本陣で11/3~11/5と連休中なんだよ。 ( ̄~ ̄ )

オイラ行けないので、代わりに見て来て感想教えて(笑)

イベントの詳細はこちら


Momijika Festival 2017 (FBイベントページ)

道の駅日光 ニコニコ本陣

 

草紅葉、進む?

ヒメマスの遡上を見た後は、そろそろ草紅葉が気になるので、戦場・小田代へ。

やっぱり秋は進んでいるな。

ホザキシモツケにも真っ赤な葉が増えて来たし、

足元で盛りを迎えているのはリンドウの花。

ツルコケモモが沢山。

今度の学校スライド用に撮影したんだけれど、さて子供達に伝わるかなぁ?

湿原の上を巡回して飛んでいるのは、

ルリボシヤンマ。

今回は近くでホバリングするタイミングがあったので、意外と楽に撮れた♪


どっちの画像がより良いかなぁ?
会心の一撃!の時は、色々な角度から撮影出来たけれど、飛んでる感は今回かなぁ?

そんな久々の外歩きを楽しんでいた一方、こんな物も採れた・・・

サシガネって!!

前みたいにblogに頻繁には出さないけれど、討伐は続けてるんだ。


未だにゴミを喰わされてしまっている動物たちはいるからね。

そして気になる小田代の草紅葉はと言えば。

まだ赤味が発色していないけれど、一応進んでいるみたい。

草紅葉を見たいなら、バス停から西側の歩道を15分くらい進んだあたりがお奨め。

その辺に行くと、アキノウナギツカミを主体に赤く染まって

奥の緑とのコントラストがとても鮮やか♪


やっぱり外に出るっていいなぁ。

でも、最近外を歩く時もあまり油断して歩けないからなぁ。

すれ違う男女:〇〇さんですよね?(←本名&確認)
      (似ているなぁとは思っていたんだけれど…

お声かけありがとうございました。

でも、テレビに出たのはもう半年以上も前の話だと思うのだけれど(苦笑)

顔を知らない方も、長い火ばさみを持って奥日光を一人で歩いている私服の人間を見かけたら、二分の一(三分の一?)くらいの確率で多分オイラです。

さぁ、運試しにトライっ!ww

 

雨が続いて・・・

台風の後も雨続きの奥日光。
週末に控えたガイドの下見にようやく出られた。

その前に、いつぞやのひび割れがどうなったかと、中禅寺湖北岸へ。

ひび割れ箇所に向かおうと思ったら、あれ??

こんな岩あったかいな?
っていうか、こんな具合に歩道が抉れ込んでいたら、気づくよなぁ。
自分一人ならまだしも、あの時はガイド中だったのだから。

そう思って周りを改めて見直すと。

アチコチの手すりが激しく破損してる?

最初と2枚目は落石。
その次は朽木がへし折れて、最後は倒木が落ちて来たみたい。

なかなかの範囲だったので、ちょっと気になって落石のメインの上を見に行っては見たんだけれど、とりあえず残弾は無さそうなん感じ。

ただ、この白線の様に転がって来たっぽいのだけれど、ここから上はオイラも未確認。
もしかしたら、この上にはあるのかも。

中禅寺湖の畔は下層植生が壊滅的なんで、雨が続くとちょっと怖いんだよねぇ。

で、最初の写真も抉れた穴に石が詰まっているんだけれど、この石は荷重のかけ方によって、突然動くからあまり乗らない方が良いと思うな。


さて、本題の下見と。

雨が続いたおかげで、西ノ湖の水位は増大で満水状態。
ようやく見応えがあるものになったな。

狙いのマルバダケブキは見事な花畑。

満開のマルバダケブキの上を、ひらりひらりと舞う蝶たち。

その中でもひときわ目を引くのは、ミヤマカラスアゲハ。

こんなに見事なお花畑にも関わらず、蝶や虫、野鳥以外には訪れる人もいない。

なんとももったいない。

もったいないから是非お見せしたいのだけれど、これだけじゃちょっと物足りないのもまた事実。
さぁて、週末のガイドはどうすっかなぁ?


しかしなぁ、この美しい花畑と、最初の中禅寺湖畔の貧相な林床を作り出している原因が同じっていうのは、なんとも皮肉なものだ。