「日記・コラム・つぶやき」カテゴリーアーカイブ

絵心と実現力

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う~ん・・・[E:think]
オイラの頭の中では、真ん中あたりのワタスゲがもっとピシっとしていて、手前のワタスゲは明るくボケる画だったんだけど…

上手く撮れない[E:down]

上は今ワタスゲとレンゲツツジで人気の戦場ヶ原での1カット[E:camera]

ではなくて、湯ノ湖は兎島でのもの。
とてもこじんまりとした湿原だけれど、ワタスゲやレンゲツツジを見る穴場だったりもする。

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戦場ヶ原のワタスゲやレンゲツツジは素晴らしいのだけど、見るなら急いでっ[E:run]

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戦場ヶ原のワタスゲは、その穂を崩し始めているからさ。

ワタスゲやレンゲがピークを過ぎたら、次は小田代の東側のアヤメが良い筈♪
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一面のアヤメにはちょっと早かったかな?
そして、もうちょっとシャッタースピードを速くすべきだった…

今日の元々の予定は、
湯元で写真を撮った後、湯滝⇒泉門池⇒小田代東⇒小田代歩道⇒赤沼⇒戦場ヶ原⇒湯滝だったんだけど、手元にはこんな写真が。

120627_odasiro
あれぇ? 手前のカラマツがなんか変??
本来なら、貴婦人の奥にあるカラマツ同様に濃い緑色の筈なのに?
・・・そういやぁ、今回の台風4号は265mm程度。
普段だったら、この程度で水が溜まる事は無いはず。
それが溜まったって事は、未だ地中にはたっぷり水があるんじゃないかしら??
もしかして、根ぐされに近い状態??
去年は凄かったものなぁ。

で、何故こんな画像があるかと言うと。
赤沼で13時に人と待ち合わせをしていたのに、歩いて帰ると間に合いそうも無くて低公害バスに切り替えたからなのさ。

まぁ、低公害バスも相変わらずのクリンソウフィーバーで危うく乗れなかったわけだが[E:sweat02]
バスの運転手さんに聞いたら、まだ綺麗だってさ。

:

で。そもそも何故切り替える羽目になったかと言うと、理由はここ。
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泉門池。

たまたま湯川沿いで(も)とすれ違ったのだけど、(も)の目の前で観光客が猿にリンゴやらなにやら奪われたんだってさ。

その話を聞いて泉門池に行ったら、やっぱり皆さん休憩中で。
その南側の園地でもやっぱり休憩中で。

いつもの如くゴミ拾いをしつつ、両面からの注意喚起。
10組程度にそれぞれ話しかければ、×2~3分であっという間に時間なんてなくなるさ[E:end]

別にオイラが注意喚起とかしなきゃいけないわけじゃないけどさ?
でも、危険があることを知っているのに注意を促しもしないで、猿に人が襲われたら後味悪いじゃない?
それに、啓蒙に使えるネタであるなら、利用すべきだと思うんだ。
曲がりなりにもオイラはガイドだもの。

本当はここに、ゴミを漁りに来る猿と、その猿が処理されてしまう様を描いた看板を一時的にでも出されば良いと思うんだけど・・・

絵心の無いオイラではその絵を現実に描けないし、パンピーなオイラには看板を作るだけの実現力も無いのだなぁ[E:shock]

日光軌道が里帰りするゾ~!!

下野・朝日・毎日新聞(など?)でも記事になっているので、ご存じの方も多いと思うけれど!

いよいよ、日光軌道の里帰りが現実のものに!!

来年の5月からチロリン村で見られるようになるみたい。

詳しい事は…現場に足を運んだ方がいるので、そちらへGo!!

中禅寺湖船釣り移行と志津登山口

今日のオイラはレンタルガイド。
その時に他のガイドと話をしていたのだけれど。

昨日は梵字の飯場跡には日本各地からの車が止まっていたそうな。

そのどれもが、男体山に志津口から登ろうとした人とか。

この前の台風4号で、道路が陥没して車両通行止めなんだってさ。
志津から下りて歩いてきた人はいたそうだけどね。
詳しい事は、県西環境森林事務所のサイトへ。

梵字の飯場跡から歩いて志津、男体山と登るなら、素直に二荒山神社から登った方が楽だと思うんだけどなぁ?

区間からすると、大真名・小真名や女峰山へ行く人も行程には注意だね。

で、別のガイドと話をしていて思い出したこと。
中禅寺湖の釣りは、7月1日から岸釣りが禁止⇒船釣りに移行するんでした。
詳しい事は中禅寺湖漁協のサイトへ。

お知らせ遅くなってごめ~ん。

べー太、鬼怒沼を訪ねる。

明日はガイドも無いし、午後出勤♪出勤前にチロリン村のキスゲ祭りに行こうっと♪)
って考えていたのが、昨夜の最後の記憶。
時間は22時前?

[E:sleepy][E:sleepy][E:sleepy][E:sleepy][E:sleepy][E:sleepy][E:sleepy]

うん、無理だね[E:clock]
霧降なんて行ってる時間じゃ無いや[E:sweat02]

相変らず体力無いなぁ…[E:gawk]

でも、こんな事でもないと記事が全然書けないので、今さらだけど番外編三部作の続き。

思いっきりタイミングを外した記事なんで気軽に読み飛ばして下さいな。
(最近、重い記事が多かったからね。反省。)

べー太、噴泉塔を訪ねる -前篇-
べー太、噴泉塔を訪ねる -後篇-

画面奥のブルーシートがそれなんだけど、今回は足湯程度で我慢!!

だって~・・・

の理由はね・・・

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温泉が待っていたのだもの~♪
手白澤温泉、いぇ~~ぃっ[E:spa]

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晩御飯♪ 晩御飯♪

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うししっ[E:smile]

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いぇ~[E:delicious]

山女の燻製、コシアブラのお浸し、独活のきんぴら、独活のお浸し、八汐鱒のマリネ、サラダ、岩魚の塩焼き、サーロインステーキ、一口蕎麦とご飯、更に写真撮り忘れたけど林檎のアイス。

山菜料理なんだけど、非常に上品でセンス良かったなぁ。

ちなみに朝ごはんは
120531_tesirozawa_breakfast
こんな感じで、満足満足。
虹鱒の甘露煮だけでも、ご飯楽勝!
お土産用があれば良いのになぁ…

120530_tesirozawa_utiyu
当然のことながら、朝食前には朝湯ですよ♪
ここはシャワーが無い。
無いのだけれど、壁の注ぎ口からダバダバと止まることなく新鮮な温泉が溢れている。
もう、勿体ないくらい。

玄関の前にも温泉が流れていて、噴泉塔を歩いて汚れた装備を温泉で洗うという贅沢っぷり。
ちゃんと雨具を干したり、靴を乾かすところもあって、ハイカーに嬉しいお宿。

ここを発見したのは、東京渋谷で商売をしていた人で、昔は旧今市の小百から歩いてきたんだってさ[E:shock]

そこまで人を魅了した、手白沢温泉の分析表。
120531_tesirozawa_bunsekihyou

さて、英気を養いまして、行くぞ鬼怒沼!

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まずは加仁湯に移動。 9:00

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おぉ、久々に見たぞ、サンカヨウ。
古巣にいた頃は、6月の刈込湖畔で確認していたんだけど、戻ってきた後には一度も見た事ないんだよなぁ…
当時でさえ殆ど株がなかったから、切刈湖畔からは絶滅してしまったんだろうか…

120531_nikkouzawa_onsen
9:20
奥鬼怒4湯の一番奥、日光沢温泉の建物の下をくぐって、いよいよ登山道へ。

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お!ゼフだ♪
けど、翅の表を見せてくれない…

しかし、のっけからガシガシ高度を上げていくなぁ…
しかも殆ど階段だし。

120531_oroosorosinotaki
10:10
ふぃ~。 オロオソロシの滝を見つつ一息。
これと対を成すヒナタオソロシの滝は今回見られず。
ちなみに、オロってのは日陰を意味するらしい。
昔、清滝の人に「オロって何の意味?」って聞いたら知らなかったから、川俣あたりの人の方言なのかと思っていたら、中禅寺の人が日常に使っていたんだよねぇ。
山の言葉なのか??

おっ!!
さっきの子がいた♪

120531_kotubame_omote
羽化に失敗したみたいで、満足に飛べない。
おかげで翅の表が見られたけれど。
この子はコツバメみたいだね。

120531_trail
10:32
こんな所を登りっていましたら、対向者が。
夫婦淵6:00発のバイカー一人。
え?下山時間を計算すると… 夫婦淵から3時間チョットで鬼怒沼まで着くの??
ホント!?

標高1850を超えた頃から

120531_trail_1850
辺りは一面の雪に。(行ったのは、5/31ね。)

更に登っていくと、突如開ける視界!

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11:53
標高2,020m、鬼怒沼着。
・・・ねぇ、ライダーさん、ホントにホント??
ま、いいや。

120531_kinunuma
こんな景色を前にしたら小さなことさ♪

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この時は、ワタスゲの花とショウジョウバカマくらいしかなかったけど、花々が咲き乱れる頃は、天上の楽園もかくや、っていう景色になるに違いない。

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なんだか貴婦人チックなこの場所は、

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白根山も遠望できる。
でも、この楽園のような景色が、復活を果たしたものだったとは思わなかったなぁ。

鬼怒沼湿原物語
鬼怒沼に行きたい人は一度ここを読んでみると良いと思う。
意図するしないは別にして、壊してしまう事もあるんだよね。

オマケで
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鬼怒沼の端にある巡視小屋

120531_junsigoya_naibu
と、その内部。
雷雨が来たら逃げ込むには十分すぎるな。

その帰り道。
goyouitigo
え~と・・・

nekoside
匂いを嗅いで遊んだのにぃ~~!

知っている筈なのに、すぐに答えが出てこない。
明確な識別点を持たなきゃダメだなぁ。
まだまだ未熟じゃ。

オマケのオマケ。
120531_kamosika
帰りの山王林道でのサプライズ。
久々に出会った、真っ白なカモシカ。

実は、この行程、もう一つサプライズが…
二日間一緒に歩いた人たちは、とてもよく知った人たちだったのだけど、宿泊・鬼怒沼だけ参加した初対面の方がお一人。

まさかの・・・学校の先輩だった[E:sweat02]
しかも、学生時分に習った先生達の事も良く知っていた[E:sweat01]

世の中、狭いっ!!
狭すぎるぞ[E:coldsweats02]

後輩がこんな体たらくでモウシワケナイデス[E:coldsweats01]

真面目な記事

戦場ヶ原のワタスゲ、レンゲツツジ、そしてズミ。

台風4号ネタだったり、クリンソウネタだったりでトントご無沙汰をしていた戦場ヶ原。

昨日は台風一過の青空に、
120620_senjou_rengetutuji
近年数を増しつつあるレンゲツツジが非常に映える!

120620_ayame_renge
アヤメの青紫との対比も良いね♪

昨日が国道からなら、今日は木道からアプローチ。
この時期に木道から眺めれば…

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一面のワタスゲの群落。

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所々に混ざるレンゲツツジが、良いアクセント。

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風に揺れるワタスゲの穂と、ノビタキの雄。
口にはエゾハルゼミを銜えて、子育ての真っ最中?

あれ・・・???

この場所、こんなに眺めが良かったっけ・・・
去年はもっと撮影場所が限定されていたような記憶が??

って辺りで、本日の綺麗な画像はオシマイ。

タイトルのズミはどうした!って?

ほいよ。
上のワタスゲを撮っていた足元。

120621_zumi_bassai1
本日のズミの画像。

ちゃんと良く見てよ。
映ってるでしょ?

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綺麗な断面のズミの木がさ。

そのすぐ脇でも
120621_zumi_sonsyou
これまた真新しいズミの断面。

なるほど。
こりゃぁ眺めが良くなるわけだ。

誰がこんな事をしたのかなぁ?
国立公園内の特別保護地区内でこんな事が出来るのは、限られてるよなぁ。

『もしもし? 斯く斯く云々。ご存知ありませんでした?あ、そうですか。』

うん。知らないってさ。

環・境・省が!

環境省が知らないってことは、許可も、そして申請すらも出ていないわけだ。

以前にも書いているけれど、国立公園は法により定められ、法により管理されている。
特別保護地区内ともなればなおの事。

自然公園法 二十一条 三項
特別保護地区内においては、次の各号に掲げる行為は、国立公園にあつては環境大臣の、国定公園にあつては都道府県知事の許可を受けなければ、してはならない。ただし、非常災害のために必要な応急措置として行う行為は、この限りでない。

  前条第三項第一号、第二号、第四号から第七号まで、第九号、第十号、第十五号及び第十六号に掲げる行為
  木竹を損傷すること。
  木竹を植栽すること。
  動物を放つこと(家畜の放牧を含む。)。
  屋外において物を集積し、又は貯蔵すること。
  火入れ又はたき火をすること。
  木竹以外の植物を採取し、若しくは損傷し、又は落葉若しくは落枝を採取すること。
  木竹以外の植物を植栽し、又は植物の種子をまくこと。
  動物を捕獲し、若しくは殺傷し、又は動物の卵を採取し、若しくは損傷すること。
  道路及び広場以外の地域内において車馬若しくは動力船を使用し、又は航空機を着陸させること。
十一  前各号に掲げるもののほか、特別保護地区における景観の維持に影響を及ぼすおそれがある行為で政令で定めるもの 』
罰則規定は
第八十三条  次の各号のいずれかに該当する者は、六月以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する。

  第十条第六項(第十六条第四項において準用する場合を含む。)の規定に違反して、第十条第四項各号(第十六条第四項において準用する場合を含む。)に掲げる事項を変更した者(第十条第三項又は第十六条第三項の認可を受けた者に限る。)

 

  第十条第十項(第十六条第四項において準用する場合を含む。)の規定により認可に付された条件に違反した者

 

  第二十条第三項、第二十一条第三項、第二十二条第三項又は第二十三条第三項の規定に違反した者

 

  偽りその他不正の手段により第二十四条第一項又は第七項の認定を受けた者

 

  第三十二条の規定により許可に付された条件に違反した者
(斜体字:
「法令データ提供システム/総務省行政管理局」
  自然公園法よりの部分抜粋)

前回は、たまたま知らずに来ただけだけれど、これは明らかに故意。

やったのは、観光客ではない。
ワタスゲ狙いのカメラマン、それもこの場所に幾度も足を運んでいる人間である可能性が高い。
でなければ、わざわざ鋸なんて持ってくるわけがない。

奥日光を訪れるカメラマン諸氏。
いいのかい?
こんな輩が貴方たちだと思われてしまっても。
こんな輩と同じ【カメラマン】というカテゴリーで括られても

違うね。
こんな輩まで、貴方たちと同じカメラマンだと、写真家だなどと評されることを、貴方たちは良しと出来る?

オイラだったら、嫌だね。

ここは国立公園だ。
みんなの公園であり、みんなの公園なんだ。

自分の公園でもあるし、全員の公園でもある。

好き勝手に使うのではなく、皆が気持ちよく使えるように、皆で守るべきだ。

と、オイラは思うのだけど・・・
どうだろうかねぇ?

生き物しばり

最近撮った画像たちの中で、掲載できずにいた画像たち。

今回は珍しく生き物縛り。

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まずはこの子! モリアオ君!!

探してたのよ~~っ!!

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若草色の体が可愛いったらありゃしない♪
次は産卵期に出会いたい!
湯元だといつ頃だろうなぁ・・・

同じ池には、既にオタマの子たちが2種類。
120615_otama1
ヤマアカ?

同じ池には、既にオタマの子たちが2種類。
120615_otama2
アズマヒキ?

お次は霧降に向かう途中の一コマ。
120615_sika_jump
くっ!! 助走も無しに突然跳ぶなよぉ~~っ!!
気配を感じて慌ててシャッター切ったら、構図が…

その後、この子は
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真昼間っから道路を横断して、魚と森の観察園に消えて行ったという。

120615_hukuroduno
袋角が伸び始めた所みたい。

今度は虫系。
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ガイド中に子供が拾ってきたイモムシ。
尻尾が二股、頭に角二本、なんじゃこりゃ??
ちょうど、kokekokko様とご一緒するとこだったので、印刷して聞いて見たら、ヒカゲチョウの系統じゃないかと。
なるほど~。

こちらもガイド中の一コマ。
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コイツ、今まで見ていたのと比べてデカい!
スズメバチかと見まごう大きさ。

120613_todomatunokibati_sanrankan
まぁ、見事な産卵管と鞘だこと。
トドマツノキバチ、でいいのかなぁ??

そして、
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またも左巻き… なぜいつも左巻きなのだっ!?

なんてことで生き物縛り。

ついでに、空想の生き物も追加。

明日6/18月曜日、二荒山神社に龍が顕現。
なんでも、特注の一筆龍を三本松茶屋が奉納するんだとか。
時間は、14:30から。
暫くの間は二荒山神社中宮祠で一般公開されるんだってさ。

 

ニッコウキスゲ、開花。

一昨日の予告通り霧降までニッコウキスゲの様子を見に行ってきた。

120615_kisugeenti
まだヤマツツジが咲いてんのかいっ!

この霧降高原園地(仮称)は来春オープン予定なんだけど、

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来週6/23から7/22までの一月の間、プレオープン。
(データ、あった!黄色のラインがプレオープンエリア。最初の写真は右側の吹き出し起点あたりからの撮影。)
来週には、この斜面いっぱいにニッコウキスゲが咲き乱れ…ないだろうなぁ。

120615_nikkoukisuge
ようやくチロリン村で咲き始めた所だもの。
今週来週でニッコウキスゲが見たい人は、チロリン村のニッコウキスゲ祭へどうぞ。

でさ。
霧降高原リフトは、一昨年で廃止してるからね?

なんでこんな事を敢えて書くかって?
今日も現場にリフトに乗るつもりの人が来ていたからさ。
念の為。

って記事を書いていて、久々に寝落ち[E:sad]

総・天然色

今日は奥日光も久々に気持ちの良い青空♪
きっと千手のクリンソウが見頃になっているはずなので、今のうちにGo!

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早くから芽吹いたカラマツは、その色を増してかなり緑色。

120614_sainoko
西ノ湖は湖水も多く、新緑と相まってとても爽やか。

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碧い湖水を渡る風は心地良く、このままお昼寝したくなるけど、残念ながら時間が無い…

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その風に乗り、フワフワと白く漂う柳絮。
(写真だと伝わらないのが残念…)

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日差しに透けて白銀に輝く果穂はとても美しい…
と思って悪かったな!( ̄τ ̄)

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カジカガエルが鳴き始めた柳沢を越え、千手歩道に入れば柔らかな黄緑色の光に満ちたミズナラの森。
写真には取れなかったけど、今年初見のアサギマダラが優雅に舞う。

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千手から菖蒲が浜へと向かえば、熊窪の新緑に映える朱色のヤマツツジのトンネル。

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足元には透き通るようなギンリョウソウ。
天然色に溢れた奥日光。

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当然のことながら千手の民家のお庭は、クリンソウの赤や白・ピンクと色彩豊かで、観光客も沢山。
2段目から3段目が開花中だから、この週末が2012年のまさにピークになるだろうね。
花の見頃としても、混雑っぷりとしてもね。

で、そんな感じに華やかで綺麗なのだけど…

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このクリンソウの華やかさ、千手が浜以外でも見られてしまう。

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う~ん…
クリンソウが鹿に食べられる??
植えてるご本人が仰るのだから、実際に食べられているのかもしれないけれど、然程の食圧がかかっているとは思えないんだよなぁ。
もしも、鹿に食べられてクリンソウがダメになるのだとしたら、網の外では殆ど生き長らえないでしょ。
だというのに、間違いなく、そしてかなりの勢いで増殖中なんだ。

120614_kurinsou
このクリンソウ目当ての利用者はとても多く、
以前から書いている通り観光資源としてはとても優秀
なまじ観光資源として優秀な物だから、それの及ぼす影響は顧みられる事も無く、奥日光では今も各所に植えられ続けている。

オオハンゴンソウや、ハルザキヤマガラシの除去も大事だけれど、このままだと次の出番を待っている奴がいる。
小田代のニッコウキスゲなんて、簡単には手が出せない程になってしまった。
控室にいる間に、出しゃばりすぎないような明確なルールを作る必要があると思うんだけどねぇ。
観光地としてでは無くて、国立公園としてさ。

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せめて、こんな風に人の手の管理を離れたなら、処断するとか。
観光地であることと、国立公園である事は共存されられるはず。
というか、共存できないなら少なくとも利用者側からは意味が無い。
折角の天然色だもの、別の色で塗りつぶさなくてもいいんじゃない?

追加
120614_hokugan_houraku1
日曜日に書いた崩落は、

120614_hokugan_houraku2
ご覧のとおり対処されてます。
現状は通行に心配いらないけど、大雨の後なんかはちょっと怖いなぁ。

(なぜか昨夜はWEBに繋がらず… 時刻を調整して投稿。)

今年もニッコウキスゲ祭り

そろそろキスゲのシーズンだし、検索も増えてきたしで、ニッコウキスゲの様子を見に・・・

行きたいのだけど、昨日も今日も戦場ガイドで動けず。
なのだけど、出番の理由がこれなら喜んで♪

もともと、オイラ達がやっているような事は、オイラみたいな他所者ではなくて地元出身者がやるべきだと思うんだ。
その土地に生まれ育って、土地に愛着を持って…
それが多分一番素晴らしい。

でもって、明日はレクチャーがあるのに、他所にかまけてそのレク組みがまたも直前[E:sweat01]
戦場ネタは(はる)が出しているので、そちらをご覧くださいな。

そして、冒頭に戻りまして。
今年は霧降園地がプレオープンするし(あれ?データどこやったっけ??)で、早く見に行きたいのだけど、この時期に奥日光から霧降往復はいろいろと時間が必要なのでございます。
写真が無くてゴメンよぉ m(_ _)m

行けるかどうかはわからねど、狙いは今週の金曜日!!

今年も霧降のチロリン村で、ニッコウキスゲ祭りが開催されるので、導線を作る為には金曜日に行かねばならんのじゃっ!!

ちなみに、去年の様子

じゃぁ、明日は何をするかって?
土日に控えたガイドの下見さ。
行先は菖蒲~千手間。(高山もついでに行きたいけど…時間的には多分これだけ。)
こっちは、ヤマツツジとクリンソウとが見頃のはずなのさ♪

さて、週末お越し予定の皆様?
どちらへ行きましょう??
悩みますねぇ(笑)

ニッコウキスゲ祭り 2012
日程:6/16、17、23、24
時間:10:00~16:00(雨天中止)
2012_kisugematuri
場所:霧降高原 チロリン村

声はすれども、姿は・・・

120611_yakusinuma
アッチコッチから声はするんだけど、姿が見えないんだよなぁ。
いいしばらく探していたんだけど、結局見つからず。
奥日光でまともに見た覚えが無いんだよね、モリアオガエルって。

いつまでもここにいても仕方が無いので、出発~!

源泉をスタートしたという事は、

120611_karikomiko
行先は切刈湖。
湖畔の木々も葉を広げ、様々な色合いの緑が織りなすグラデーションが美しい♪
湖水は多いけど、西の岸辺は利用可能。
北岸は渡れそうもないや。

ルート上には雪は無く、歩くのには問題なし。
(山王峠から光徳への下りは、例のごとく泥濘が多いけれど。)

オオカメノキなどは既に終わりか散り際なので、お花を探すなら足元を。
120611_mitubaouren
ミツバオウレン。

120611_sirobanahebi
シロバナノヘビイチゴ、

120611_sannrinsou
三分の九輪草(笑)

久々に見たのは、
120611_kibananokomanotume
キバナノコマノツメ。

他は…ズダヤクシュに、セントウソウ、イワセントウソウ、タチツボスミレ、ツボスミレ…光徳はツマトリソウ。
木本の花が…オオイタヤメイゲツだったかな?と、ミズナラと…なんだっけ??

120611_yumoto_mamusigusa
ユモトマムシグサの出始めが面白かったな。

で、この切刈コースは(あか)も書いている通りバードウォッチャーに人気。

様々な野鳥の声が響き渡り、鳥が苦手なオイラでも…
ウグイス、ヒガラ、コガラ、ルリビタキ、センダイムシクイ、エゾムシクイ、メボソムシクイ、アオバト、コルリ、ジュウイチ、ツツドリ、ホトトギス、アカハラ、キビタキ、ミソサザイ、コゲラ、キツツキSP、とこのくらいは。
忘れちゃいけないのは、このコースが狙い目なコマドリの声。
あちこちでコマドリの声が響き渡るのに、なかなか姿が見れ・・・

120611_komadori
たんだな、今日は♪

もっとも、辛抱強く待っていたのでは無くて、

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ゴミ拾いをしていたのさ[E:annoy]

120611_gomi
ベンチから湖に向かって投げ捨てんじゃないよっ!!

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久々に、可燃1、不燃1で二袋回収。

小峠付近に猿が居つきかけているので、ゴミを持ち帰らないとエラい事に・・・

などと思いながら光徳まで降りてきたら

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なんだ、このゴミは・・・

だいたい、光徳には一般利用者の車は少なく、しかもこんなにゴミは出さない。
偏見かもしれないけど、観光バスか、キャンピングカーだろ?

過去には、三本松のゴミ箱がクマにやられて撤去したこともあったんだから、そろそろ考える時期じゃないのかな?
それとも、クマが荒らしに来てから対策をとる?

ゴミ箱があるという事はゴミを捨てても良いという事。
ゴミは持ち帰る、これを徹底すべきだと思うけどねぇ。
こんなモンの姿は見たくないもんだ。