「日記・コラム・つぶやき」カテゴリーアーカイブ

べー太、噴泉塔を訪ねる。-後篇-

手白澤温泉から廃道を辿り噴泉塔に辿りついた一行。
帰路は別ルートで…

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もうちょっと早いと、アズマシャクナゲと噴泉塔付近のコラボが撮れたんだけどなぁ。
まぁ、アチコチで綺麗な石楠花を見られたからいっかぁ。

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こちらもノッケからこんな道。
頭の中に響くはインディジョーンズのテーマ[E:cd]

それでも、こちらの道はまだマシ。

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途中途中の道標も腐ってないし、

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道も・・・

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ごらんのとおり

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しっかりとした道。

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たまにこんなのもあるけれどね。

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噴泉塔へ行くならコチラのルートから行くべき。

でも、やっぱり注意点。

1.トレッキングシューズだけでは行かない事。
2.でも、長靴も考え物。
3.そして、梅雨時期や台風後などには決して行かない事。

なぜならば!

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渡るのです。

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川を

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幾度も

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幾度も

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渡るのです。

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全部で・・・11回だっけ? 12回??

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まともに渡れた橋は一度だけじゃなかったかなぁ?

で、渡りながらも順次浸水していく長靴たち。
しかも、上からww
早い話が、長靴の深さよりも川の方が深いという(汗)

あれ??
入口の駐車スペースと、立派過ぎる橋を撮り忘れちゃった f(;¬¬)
入口は、こまゆみの里の近くで、駐車スペースは4台分くらいかな?
新しい地図には、こちらのルートが書いてあるものがあるはず。
物によっては、広河原の湯と通称される野湯までかも。

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画面奥のブルーシートがそれなんだけど、今回は足湯程度で我慢!!

だって~・・・

更に続く。

別目線。

べー太、噴泉塔を訪ねる。-前篇-

5月の末、湯沢の噴泉塔に行ってきたので、その時のレポ。
日光国立公園内なんだけど、微妙に番外編。

昔の地図(2005年以前くらい?)がお手元にあれば、並行して読んでいくと解るかも?
それ以降の地図の場合は、後篇を待つべし。

何故と言えば、今回の開始地点は
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手白沢温泉。

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現在は、通行不能で廃道。
最近の地図にはルートさえ書かれていません。

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今回は、ルートを知っている方が特別に案内して下さるという事で行くことが出来た次第です。

ではスタート!!

と言っても、スタート時点ではオイラも甘く見ていた。
『廃道っていっても、2005年の地図には載っているんだし、トレースはあるでしょ♪』
実際にトレースははっきりしたのがついていたんだ。

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新助沢まではね。

それ以降と言えば…
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只今、ルート上です。

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ただいま、ルート上です。

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タダイマ、ルートジョウデス。

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ナウシカチックww

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手白峠に到着。
標識はボロボロ。赤い吸い殻入れが無かったら、下手したら見落とすかもなぁ。
古い地図には、見晴らしがあるような事が書いてあるけど、そんなん無い。

峠から湯沢への道は…
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ただいまるーとじょうです

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ただいま…
ちなみに、坊主頭が背負ってるのはオイラのザック。
なにか、オイラのザックの中身に興味津々だったので背負わせてみたww
冬のガイド中はもっと重いんだぞ?

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只今、以下略

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ただいm

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沢を横断するように道があったはずなのに、崩れてただの崩壊地(汗)

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ようやくたどり着いた落ち着けそうな場所。
でも、ガイドさん曰く。
「私、ここで迷ったことあります。」
・・・すっげーわかる。
こういう場所は地形が目印にならないから、進行方向が判りづらいんだよね。

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足元に転がっていたヒミズの死骸についていたカニムシ(初見)。
想像以上にデカかった。

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こっちも初見。
多分、キイロスッポンタケ。
みんなして臭いかぎまくり。
どんな臭いかって?
 
漢字が【匂い】じゃないあたりで察しておくれ。

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途中で遊んだりはしていたものの、歩き始めて3時間。
湯沢の上流到着。

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ここの渡渉で、早速長靴浸水者が発生。

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突如現れる温泉湧出地。

ここから急な斜面を下って、川を飛び越し・・・

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湯沢の噴泉塔に到着~~!!
画面右側1/4、高さ中央辺りに噴泉塔はある。

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これが湯沢の噴泉塔。
高さは…70㎝くらいかなぁ?

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噴泉塔の足元を見ると、こんな風に温泉の熱水が噴出している場所がある。
よくよく見ると、ミニ噴泉塔が出来かけ。

この噴泉塔は何かという看板があるので、説明はそちらの文字起こしで。

湯沢噴泉塔
噴泉塔は、明治41年(1908年)に渡辺渡氏が、今は廃鉱となっている西沢金山探しの時に発見したもので、岩盤から94℃の熱湯が噴き出し、温泉の中に含まれる炭酸カルシウムなどの温泉沈殿物で長い期間をかけて三角錐の小塔を作ったものであり、現在活動中のものは世界でただ一つです。泉質は含土類石膏食塩水で硫化水素のにおいがする。
こうした噴出物の堆積するものは、その類少なく学術上貴重な資料として、大正11年3月8日に国の天然記念物として指定された。
村人の話によると、この塔の先端をいたずらして折って持ち帰ったり傷つけたりすると、山の神の怒りにふれてその人が、けがをしたり急に大雨が降るといわれている。
栗山村

と、まぁこんな具合に天然記念物なわけですよ。
なので、カテゴリーも【文化・芸術】に。
天然記念物って、文化財保護法で指定されるんで、文化庁の管轄下なのよ?

これを地図で見て、ソロで行ったのは…今から7年位前?

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『あれだけ硫黄がついているなら、滝壺の水と相まって適温じゃね?』とか入浴を試みたっけかなぁ…

単に、冷たい水だったけど(T^T)

その時に行ったのは、別ルート。
それはそれで後篇へ。

念の為、最後に書いておくけれど。
今回の手白沢温泉~手白峠~噴泉塔間は、既に廃道。
案内なしでは遭難の危険があるので、行っちゃダメ[E:ng]

2012 奥日光自然ガイドツアー AYL

いやぁ、なんで今頃こんな事をやっているのか、我ながら不可解なのですが…

ようやく、【ネイチャーウォッチングツアー As you like】の広報チラシが出来上がりましたよ。

2012_guidetour_ayl
「どっかで見た写真ばかり…」とか言わないっ!

もしかしたら初めて見るという方もいらっしゃるかもしれないので、簡単にご説明しますと・・・

行きたい場所や、見たい景色、使える時間や興味etc
なんでも良いので聞かせてください。
あなた好みのトレッキングツアーをご用意します。

お友達でも、ご家族連れでも、カップルでも、グループでも。

戦場ヶ原や小田代原で、沢山の花々を眺めたり、赤岩滝・庵滝・カクレ滝など奥日光の秘瀑を訪ねる冒険コース、今の季節なら、渋滞の低公害バスに乗らずににクリンソウ満喫とか。
中禅寺湖畔に切刈も、なかなか素晴らしいのよ?

どなたでも、どちらでも、お気軽にお問い合わせくださいな。
(お一人様のご参加は、企画済みのコースの時なら…)

過去にも色々とご案内はしているけれど、どんなツアーになるかは…
その時次第の運任せ(笑)

たっぷり一日コースの料金は、7,000円。
ギュギュッと濃縮半日コースは、3,500円。

一度ご参加頂くと、その後のご自身でのハイキングも、見える世界が変わるかも!?

基本的にお断りしているのは、山岳地域。
これは、ゴメンナサイ。
高山-たかやま-とかならご案内しますけどね。

あとは、ワタクシ一人しかいないので、他のご予約が入っている場合はお応え出来ませんので悪しからず。
その辺りは、契約先のサイトをご覧くださいましな。

以下は、白文字でチラシのテキストを入れてあるだけです。
ではでは、皆様、気が向きましたらご参加を。
お待ちいたしておりますデス m(_ _)m

ネイチャーウォッチングツアー
AS YOU LIKE

自然美に満ち溢れた奥日光。
でも・・・
今の季節、どこに行けばよいの・・・?
いつもハイキングしているけど、もっと楽しみたい・・・
あの花、名前はなんというのかしら?
あれもしたい!これもしたい!けど時間は足りる?

そんなあなたに!
わがまま沢山聞かせてください。
あなた好みのツアーを作りましょう!
小西ホテルご宿泊の方なら、ツアー料金は半額です。
貸切ツアーも承ります。ご相談はお気軽にどうぞ。
ご相談は前日17時までにお願いします。

料 金: 半日3,500/一人
一日7,000/一人(ガイド料込)。

~~~~~注意事項です~~~~
このツアーは貸切ツアーではありません。
ツアーコース決定後に、追加募集をかけますので、他の方の参加がある可能性がございます。
ガイド料1.5倍で貸切にすることも可能です。
また、日程・コースによってはお断りする場合もございますので、事前にご相談ください。
最少催行は2名様から。
詳しくはお問い合わせください。

問合せ:奥日光小西ホテル
0288-62-2416

フレキシブルにいこう!

今日は特別に予定も無いし、今年はツツジが良いから、明智から半月に歩いたら良い景色に出会えるんじゃないかしら?

なんて思って準備をしていた今朝の事。

Ring!Ring!![E:telephone]

?:「あの~、ガイドやインタープリテーションをしている方は…」

β:『はい、ワタクシですが?』

?:「実は・・・」

β:『はぁ、はい。はい。はいっ!? ・・・承知しました。』

さぁて、午後からガイドだ[E:sweat02]

と、すると。σ(°、°)
でのでので。[E:clock]

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明日行くつもりだった、千手のお庭。

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パンフレットなどに使われる場所はまだチョボチョボで、本格的な見頃は来週末じゃないかと思うのだけど・・・

狙うなら、寧ろ今だよ?

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水辺のクリンソウは現在2段目。
かなり綺麗でしょ?

中禅寺湖畔では
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ヤマツツジが咲き始めて、新緑に映える。

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しかも、この蕾!!
週明けから来週半ばにはさぞや見事に咲き誇るだろうなぁ。

1002号線の千手ヶ浜バス停付近ではズミもかなり咲いているし、戦場ヶ原でも真っ赤に見える程蕾を付けたズミが綻び始めた

クリンソウのピークをターゲットにしている人も多いと思うけど、季節も場所も、フレキシブルに行こうっ!!

・・・そうしないとどうなるかは、過去ログでも読んで下さいな。

泉門池にご注意。

120604_izumiyado
【泉 門 池】 と書いて、【いずみやど】と読むのが正しいらしい。
せんもんいけ でも いずみかどいけ でも無いのです。
え?『いけ』は付けないのかって?
う~ん・・・そこはオイラにも何とも言えん。

なんて話はただの枕。

本題はこちら。

戦場ヶ原、小田代原サル注意のお知らせ

どうも最近、泉門池に猿が出没している様子。
威嚇しても逃げなかったり、お菓子の袋を取り合って綱引きをした、なんて話も聞くので皆様ご注意を。

今回の話題の主は、ハグレの雄猿のようだけれど、ここから1km程の場所には20頭近い猿の群れもいて、この群れも既に人をあまり怖れない。

さらに、事は猿のみには終わらない

そもそも、動物たちこそが被害者なんだ。

それでも、原因がどこにあってもラインを越えた動物は駆除しなければならない

泉門池などでの休憩時にはご注意を。
なのだけれど、

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本当は、ご注意を! なんだからね。

目立つモノ、目立たぬモノ

前回の戦場ヶ原訪問から1週間。

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ワタスゲも随分と目立つようになってきて、痩果もフワフワな柔らかさが感じられる見た目に。

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前回、遠方で確認したヒメシャクナゲ。
おっかしいなぁ?
去年も見たから、この場所を探していたのに、なんで前回気付かなかったんだろう??
こんなに目立つのになぁ…

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今年はズミの蕾が随分と目立つ。
ズミの木全体が、遠景でも赤味を帯びて見える感じ?
蕾が殆ど無い個体もあるけど、付きの良い方が多いかなぁ。
結構膨らんできたから、気の早いのだと週明け頃には開花するんじゃないかなぁ?
・・・って事は、千手や西ノ湖の様子見に行かないとマズくない!?

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片や、咲いているのに目立たないメギ。
知っているから開花が確認出来るけど、メギという木を知らないと気付かず通り過ぎるだろうな。

今年目立つと言えば、クロミノウグイスカグラ。
戦場ヶ原のアチコチ、木道の近くにまで沢山の花が・・・
あれ?写真撮らなかったっけ??

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そんな戦場ヶ原の枯れ枝の先で囀るホオアカ。
今の季節は、野鳥の姿も目立つけど、そろそろ探しづらくなるかも。

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ねぼすけのミズナラも目を覚ましたみたい。

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一面の新緑に包まれるまで、あと少し。


泉門池ではトウゴクミツバが綺麗。

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小田代まで足を延ばせば、美しいシラカバとカラマツの新緑。

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足元で咲き誇る可憐なツボスミレ。

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スミレの女王とも称されるサクラスミレは、花も大きく色も濃く、非常に目立つ。
はずなんだけど、実際はさほどでも。
近場にはあまり咲いていないので、気付かない人も多いのだろうな。
一度気付くと、その周辺に随分沢山咲いているのが目につくようになると思うのだけど。

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昨日は日差しがあったので、よく目に付いたコミヤマカタバミ。
天気が悪いと萎んじゃうので、目立たない。

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エンレイソウに比べれば白い内花被が目立つはずだけど、何気なく歩いていると見落としてしまうのがミヤマエンレイソウ。

対して、良く目立つのは
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オオウバユリ(笑)

他にも、セントウソウにイワセントウソウ、ヒメイチゲの実、未熟なカラマツボックリ、飛び始めたヤマキマダラヒカゲetc

目立つモノ、目立たないモノと色々あるけど、是非キョロキョロしながら歩いてみてくださいな。

まぁ、今のこのタイミングでトウゴクミツバツツジに目を奪われる気持ちはわかるんだけどね。

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いやいや、滝壺付近にこんなに咲いていたっけ??

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上から1/3くらいの場所などは手前に、対岸にと実に見事。
昨日はほぼ独り占めだったからな♪

撮りに行ったのは、夕方というか夜?
オイラにとっては、この時間の撮影が好都合。
オイラ、NDフィルター持ってないから、光量が少ない時の方がミツバは綺麗に撮れる。

それに何より。

こんな目立つモノを見ずに済むのが嬉しい♪

湯ノ湖もミツバ

トウゴクミツバと言えば、竜頭滝。
みたいな感じになっているけど、湯ノ湖も綺麗なんだ。

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湯ノ湖兎島、北の入江。

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その畔には木道も整備され、ベビーカーや車椅子でも通行可。

穴場なミツバツツジのポイントは、兎島の西側。
ただ、惜しむらくは・・・
対岸からだと見づらい。

そんな時には、
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ボートで湖上から♪

湖上から眺める湯ノ湖は一風変わった感じ。

時にはこんな風に
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近くにマガモがいる事も。

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・・・なかなかアクロバティックな羽繕いで(汗)

なんてのを、波に揺られてのんびり観察していたら、波に揺られたボートがマガモに接近。

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流石に迷惑そうww

湯ノ湖の遊覧ボートは50分で1,000円(二人乗り)、1,500円(三人乗り)。
釣りのボートは一日3,200円(二人乗り)、4,300円(三人乗り)。
いずれも湯元レストハウスにて。

せっかくボートに乗ったので。

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回収。

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回収。

釣った魚の持ち帰りが出来るようになった湯ノ湖。
魚だけじゃなくて、自分の出したゴミも持ち帰ってね。 

白根山菅沼登山口、有料化 

ま、正確には菅沼登山口の駐車場が有料化、なんだけど。
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でも、菅沼は公共交通手段では行けないので、実質的には登山道の有料化。
普通車1,000円、二輪車500円、中・大型車3,000円。

徴収者は丸沼高原リゾート。

丸沼高原ロープウェーの利用者増加を図っているのが見える気はするけど、個人所有地だから仕方ないことではある、か。

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今までの登山道入口にこんな料金所の小屋があって、登山者カード入れも出来た。
丸沼の人が毎朝登山者カードを見に来るんだってさ。

夏休みまでは土日のみの徴収みたい。

ちなみに。
白根山の登山道の状況はというと。

弥陀ヶ池までの針葉樹林下は殆ど雪。
あとは弥陀ヶ池から山頂までの急登もやっぱり雪。
アイゼンが無ければ、通行はとても厳しい。

そ・う・だ。

ちょうど昨日登山者にあったので、様子を聞いたらそう言ってた。

料金徴収は…6/1から・・・

情報自体は知っていたんだけど、情報の確認に行けなかったんだよぉ。 

頂きもので高山~千手~西ノ湖

前回ガイドをしたお客様からの頂きもの。
「同じルートで、高山から西ノ湖まで行ってきたので、使ってください!」って言われたので、遠慮なく使わせて頂きます m(_ _)m

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ミツバのトンネル。高山の登山道。

120602_azumasyakunage
稜線部のアズマシャクナゲ。

120602_takayama_santyou
山頂のカラマツ。

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山頂部西側のシロヤシオ

120602_santyou_siro_tubomi
と、同じく蕾。

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西側のミツバツツジとシロヤシオの競演。

120602_kumakubo_mituba
まだまだ頑張る熊窪のミツバツツジ。

120602_kumakubo_kyouen
同じく熊窪での競演。

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千手ヶ浜に現れたシカ。

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西ノ湖。奥にはミツバツツジも開花中。

120602_nisigahama
西ヶ浜から一枚。

120602_sainoko_saru
その途中に現れた、猿の群れ。

120602_toyamazawa
新緑の外山沢。

120602_nisenjika
帰路の低公害バスに現れた、二尖の雄ジカ。

どこに行ってもいい時期だよなぁ♪

今回のは頂きものなので、勝手に持ち出しちゃダメよ[E:ng]

一人はキッツイなぁ。 のコメント返し

コメント返しが長文になってしまったので、記事化

皆様
おいでませ~♪
お返事大変遅くなりまして。

え~と…まとめてお返事でごめんなさい。
情報を出すというのはBlogを始めたときに自分に課した事です。
ですから、貰い逃げだろうが、コーヒーブレイクであろうが、開花情報だけを見て行くでも、それは問題無いどころか有難いこどです。
情報が利用されない事の方がむしろ悲しい(笑)

とすると、「あの発言は何か」と言う事になるのですが…
観光地のあり方でしょうかねぇ。

奥日光という地域は自然景観が一つの大きな売りです。
そして、その自然景観は季節により年により時間により、常に変化を続ける。
利用者がその変化を楽しみに来ているのだとすれば、その変化を伝え、より一層の誘客を図るのが自然が売りの観光地のあり方だと思うのです。

時折、私の契約先に旅行雑誌や旅行代理店などから「写真を無償で提供してほしい」というリクエストがあります。
ホテルの名前が提供先として掲載されたところで、ホテルの利用者が増えるわけではありません。
ですが、美しい写真が載れば、奥日光地域への利用者は増えるでしょう。

写真ならなんでもいいのではなく、美しい写真でなければならない。

では、その【美しい写真】は簡単に撮れるかというと…
私程度の写真であっても、撮影の時間や日差しの入り具合などを見ながら撮影をするのです。
他にも画角(写真に写る範囲)や撮影の角度、背景のぼかし具合、色の表現方法etc・・・
様々な条件を勘案して撮影された作品の内の幾つかがようやくポスターや印刷物に耐えられる物になる、と。

私の写真程度でも、雑誌の一部くらいなら利用できるんですが、これを如何にストックしておくか、というのも観光業の仕事だと思うんです。

ただ、知人にも幾人かいるんですが、「あの写真頂戴[E:heart01]」って気楽に言われる事がありまして。
しかも事業体から。
それで更新止めちゃった人もいるくらいで。

寝言は寝てから言いやがれっ!って感じですよ、ホント。

また、これらは待ちや受けじゃダメ。
素晴らしい景色を持続的に利用できる環境として発掘、売り出さなければならない。
逆に、ちょっとの負荷をかけただけでも壊れてしまうような場所(たとえば梵字滝や御沢金剛峡とか)は、場所を明かして公開してはならない。

で、この辺は本質的には、例え予算をかけてでも地域で取り組むべき内容。
地域というと…
例えば、旅館組合や飲食物産。
更に広域に発展して、奥日光地域全般。
奥日光は日光なのだから、日光観光協会。
広域合併しているのだから、日光地区広域観光連合会。

もっと大きくすれば、栃木県としての観光。
・・・ここまで行くと大きすぎるな。
別に仕事をしてないと言っているのではなく、他のやり方も探す必要があるんじゃないかと思う次第で…

素晴らしい素材を活かすために、何が出来るかを考えて実行するっていうのが、観光に携わって飯を食う人間が考える事だと思うんです。

情報ってのは、獲る→整理→保管→発信 までで一揃い。
これを一人でやろうとすると、間をすっ飛ばさないと時間軸に置いて行かれてしまう。
で、すっ飛ばすと後から使うときに、無駄に時間を喰ってしまう。。。
これを組織として行えば、もっといろんな事が仕掛けられるんですけどねぇ…

なんて思いながらも・・・
情報を出さなければ人は来ないし。
でも、自分がこんな余計な事をやっているから、やるべき人たちがやらないんじゃないか?
でもでも、自分が止めたからと言って、やるべき人たちがやるか?いややらんだろ。

とかとか。

っていうモヤモヤの一部があの記事なんです。
なので、対象は「皆様」ではありません。
皆様のコメントを見て、誤解を招く書き方をしてしまったなぁと申し訳ない限りなのですが、あまり気にしないでください。
暖かい応援の数々、ありがとうございます♪

またお越しくださいまし。