一般人は斯く思う

今日も朝から良い天気。

だけども、今日もガイドなの。
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この雨の多い時期のガイドは、いつもとは少し違った苦労があって。。。

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このぬかるみが・・・
オイラは良いのさ。
慣れているから。

でもさ?

1.慣れていない人にはこのぬかるみ、厳しいと思うんだ。

2.で、ぬかるみを避けようとすると・・・

3.こんな具合に、新たな道が出来てしまうのだな。
(上の画像、白矢印の感じに巻き道が出来ているのわかるかな?)

4.更にこんな巻き道も、人が通り続ける事によって植物が剥げて、いずれはまたぬかるみ化。

そして1に戻る、と。

このループが続くと困ってしまうのだけれど、普段は基本的に何の問題も無い道。

雨の日用に、歩道整備してほしいとは思うものの、遊歩道全部が木道になってしまうのは味気ない。
その為には予算も組まなきゃいけないだろうし、随分と時間がかかってしまう。

そこで、だ。

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こんなのどうだろう?

こんな青丸な感じで、飛び石?を置く。
人の踏み跡を見ていると、石があれば石の上、根が出ていれば根の上を歩いているんだよね。
じゃぁ、こんな歩きやすそうなのがあったら、この飛び石?の上を歩くんじゃない?

ま、実際には石である必要は無い。
てか、石だと晴れの日に蹴躓いたりして邪魔。

じゃぁ、何を置くかと言ったら、丸太の薄切り。
厚みは5~10cmくらいで、ぬかるみが出来た時に地面に埋め込む。
そうしてしまえば、晴れの日は然程邪魔にならないだろうし、雨の日にはハイカーのルートになる。

人が踏まなくなれば、巻き道なんて2~3年もほっとけばまた笹が生えてくるし。

では、飛び石?に使う丸太はと言えば、その森に生えていて倒れた木。
奥日光ならミズナラやシラカバの木。
材料は手に入れやすいし、埋めて放置しても元々が森の木。生態系には影響を出さないでしょ。

あんまり、ぬかるみが酷いようなら、敷石っぽくしてしまうのも良いかも。
人が直接踏まなくなれば、敷石?の隙間からまた植物が生えるし、植物が生えればぬかるみも出にくくなる。

このやり方なら、人件費程度で予算もいらないし。

なんて、偉そうな事を言っているけど、以上は、オイラの頭の中での仮想なんで、上手く行くかは不明~。

前に実験しようと思ったら、丸太の準備を依頼した段階でバレチャッタイ。(>τ<)

別にさ、方法なんてどうでもいいけど、管理者さんには、早めにこのぬかるみ対処してほしいなぁ。
でないと、どんどん笹が踏まれて、ぬかるみが広がってしまうもの。
一応、古巣にも同じ事を提案してみたけど、どうなったかなぁ・・・?

ん??笹を踏む方が悪いって?
まぁ、確かにそうなんだけど。。。

人の心理がわかっていないなぁ。
『理屈で正しい』事が必ずしも最適な結果を生むわけじゃ無いのさ。

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